1日1g(小さじ1/4)のシナモンは糖尿病に効く!

シナモンは、コーヒーや紅茶などに使うシナモンシュガーや、アップルパイ、シナモンロールなどに使われる香り高いスパイスの一つです。

元々「シナモン」は熱帯に生育するクスノキ科の樹木の名前で、スパイスとしての「シナモン」もその樹皮から作られます。消化を促進する、血行を良くする、殺菌・解熱作用などによる風邪予防・改善などの効果が知られています。

シナモンは昔から糖尿病にも良いと言われていましたが、実際にアメリカの糖尿病学会や米国内科学会の学術誌で「血糖値、脂質値を抑制する」という論文が掲載されています。
(「Diabetes Care 2003」12月号 )(「Annals of Family Medicine」2013年9月/10月号)

1日わずか1gで血糖値、脂質値が低下

これは米Western University of Health SciencesのRobert W. Allen氏らによる、2型糖尿病の研究報告で、シナモンの摂取が及ぼす血糖値と脂質値への影響を調査した論文です。

論文によると、1日120 mg~6 gのシナモンを4~18週間摂取することで、血糖値と血中脂質値が有意に低下した、ということです。

糖尿病では、血糖値が下がりづらくなっていたり、合併症である脂質異常症(高脂血症)が起こりやすい状態にあります。
そのため、このシナモンの効果は糖尿病の改善、合併症の予防に期待ができるのです。

摂り過ぎには注意。1日1g、小さじ1/4程度を目安に

しかしいくら糖尿病に効果があるからと言って、シナモンを摂り過ぎるのは良くありません。
目安の量としては、1日1g、小さじ1/4程度。ごく少量で十分効果が期待できるということです。
ちなみに、シナモンのカロリーは1gで3kcalほどなので、シナモン自体のカロリーの心配はしなくても良いでしょう。

シナモンスティックとシナモンパウダー

シナモンは、主にスティック状のものとパウダー状のものが売られています。
シナモンスティックはコーヒーやカフェオレなどに浸して香り付けをして楽しみます。
カレーなどの煮込み料理に少し浸してもコクが出ておいしくなります。

また、そのまま振りかけて使えるパウダー状のものも便利。
シナモンパウダーと砂糖が一緒になったシナモンシュガーもあります。
そのままコーヒーに入れたり、バターを塗ったトーストに振りかけたり、焼きリンゴやバニラアイスに振りかけても香り豊かでアクセントのきいた上品な味わいになります。

普段の食事療法にプラスして、取り入れてみては

シナモンが血糖値や脂質値を下げる効果があって糖尿病に良いからと、普段の食事療法をおろそかにしてはいけません。
あくまで補助的な存在として、シナモンの香りや味わいを楽しみながら取り入れてみてはいかがでしょうか。

ただしシナモンは食欲をそそる効果もあるので、食べ過ぎには注意してくださいね。

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