1型糖尿病を患いながらも活躍するスポーツ選手

糖尿病には、1型糖尿病と2型糖尿病がありますが、一般的に「糖尿病」と言うとき、「2型糖尿病」のことを言うことがほとんどです。現に、日本における糖尿病患者さんの9割以上が2型糖尿病です。

10万人に1人の割合とも言われる1型糖尿病とはどんな病気なのでしょうか。
今回は、1型糖尿病についてと、1型糖尿病を患いながらも活躍しているスポーツ選手を紹介します。

1型糖尿病とは?2型糖尿病との違い

まず、1型糖尿病と2型糖尿病の違いを簡単に見ておきましょう。

2型糖尿病の多くが、肥満・運動不足・食生活の乱れなどの生活習慣によって高血糖状態が長く続くことで引き起こされるのに対し、1型糖尿病とは、生活習慣に関わらず、血糖値を下げるホルモンのインスリンが全く分泌されなくなってしまう病気です。
2型が緩やかに進行するのに対し、1型は急激に進行するのも特徴です。その原因はまだはっきりとは分かっていません。

1型糖尿病のメインの治療は、運動療法や食事療法の生活習慣に根差すものではなく、分泌されないインスリンを補うためのインスリン治療です。
インスリンを分泌する脾臓(ひぞう)の働きを取り戻す再生医療なども期待されていますが、現実的な治療として普及に至るにはまだ時間がかかると言われています。

闘病中でも大活躍!1型糖尿病を患っている一流スポーツ選手

現代医療では根治することができず、一生付き合っていかなければならない1型糖尿病。
しかし、そんな中でも一流のスポーツ選手として世界を舞台に活躍している人たちがいますので、ご紹介しましょう。

○アール・L・カーライル(プロ野球選手)

ニューヨーク・メッツに所属するアール・L・カーライル選手は、1型糖尿病を患いながらもプロ野球選手として第一線で活躍。
過去には阪神タイガース、日本ハムファイターズなど、日本でも活躍していました。
日本人プロ野球選手の岩田稔選手と対談も行っています。

○岩田稔(プロ野球選手)

高校生の時に1型糖尿病を発症し、プロ野球選手になる夢を諦めかけていたとき、エアロビクス選手として世界チャンピオンになった大村詠一さんと出会って勇気をもらい、その後見事夢を叶えました。
現在は阪神タイガースに所属し、同じ1型糖尿病患者さんを励ましたいと、さまざまな交流会などへの参加も積極的にされています。

○杉山 新(Jリーガー)

2003年、ヴァンフォーレ甲府へ移籍後の23歳の時に1型糖尿病を発症。
一度は戦力外通告を受けるものの、自分の体、病気とうまく付き合いながら練習を続け、現在はFC岐阜で活躍しています。
絶望なんかで夢は死なない “難病Jリーガー”杉山新、今日も全力疾走。 」という自著も出版されています。

○クリス・フリーマン (スキー・クロスカントリー選手)

2001年、クリス・フリーマンが20歳のときに1型糖尿病を発症。
血糖測定やインスリン注射による血糖コントロールを続けながら、2003年の世界選手権大会15kmクロスカントリーで4位、2006年彼が25歳のとき、トリノオリンピックにも出場しています。

病気をものともせずに夢を叶えるスポーツ選手

1型糖尿病は、常に血糖コントロールに注意しなければならず、生活の制約も大きな病気ですが、そんな中でも一流のスポーツ選手として活躍している選手はたくさんいます。

もちろん、彼らは過去も今も変わらず病気に負けないよう、人一倍並外れた努力を続けていることと思います。
そんなスポーツ選手には本当に大きな勇気をもらえますね。

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