【医師監修】菌の持ち越し・増殖に注意!靴から考える秋の水虫ケア

「水虫」と足白癬

いわゆる「水虫」と呼ばれる症状は、皮膚糸状菌(白癬菌)によって引き起こされます。白癬菌が皮膚内に入り込むと、その部位によって異なった症状が生じます。白癬菌による症状のうち、足に生じたものを「足白癬」、爪に波及したものを「爪白癬」、手に生じる症状を「手白癬」といいます。頭部白癬、顔面白癬など、手足以外の部位に症状が出ることもあります。

中でも多くみられるのが足白癬です。足白癬は指の間に亀裂が生じる「趾間型」、透明な、時には赤みをもった水疱ができる「小水疱型」、そして足の裏の皮膚が広く角質化する「角質増殖型」の3種に大きく分類されています。「水虫」という呼称は一般に、この足白癬にあたる症状をさす俗称として用いられています。もっとも急性期の足白癬はじゅくじゅくしていたり、皮膚炎などを伴う場合もあり、一般的な「水虫」のイメージと、必ずしも一致しないことがあります。

夏が過ぎても残る白癬菌

水虫は軽症の場合、塗り薬を根気よく塗ることで治療することができますが、白癬菌は自覚症状がおさまった後にもしばらく患部に残存しています。水虫が毎年、繰り返して再発することが多いのもこのためです。症状がおさまった後もしばらくは薬を塗り続け、根治をはかることが大切です。

水虫の発症がピークを迎えるのは夏ですが、夏に白癬菌に感染した場合には秋にも菌が残存している可能性があります。秋の発症を予防するため、また菌を次の夏まで持ち越さないためにも、引き続きケアを行っていきましょう。

秋の注意ポイントは「蒸れ」

白癬菌は高温多湿の環境で増殖します。このため蒸し暑い夏には症状が広がりやすく、一般的には秋になると白癬菌が減少し、水虫の症状はおさまりやすくなると言われています。また、夏にはプールの足ふきマットや更衣室など、感染の危険があるとことに足を運ぶ機会も多くなります。

夏の「感染」に対し、秋以降に気をつけたいのは「蒸れ」による「増殖」です。特に、密閉された靴の中の「蒸れ」には要注意です。パンプスやサンダルでも「蒸れ」は生じますが、秋口から登場し始めるブーツは空気がこもりやすく、蒸れやすい状態にあります。

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