【医師監修】低血糖の可能性がある人は、運転に要注意

無自覚性低血糖の可能性がある方の運転は危険

車の運転中に起こる無自覚性低血糖は、取り返しのつかない事態を引き起こす可能性があります。自分自身に命の危険がおよぶだけではなく、同乗者や周辺の歩行者まで巻き込んでしまうかもしれません。

現在は法律で、無自覚性低血糖で運転に支障が生じる可能性がある患者さんは、運転免許の取得時や更新時に申告しなければいけないと定められています。もしも虚偽の申告をして免許の取得や更新をした場合には、罰則が適用されます。正しい申告をして免許が失効してしまい、後に無自覚性低血糖が起こらなくなれば、失効から3年以内なら試験の一部が免除されて再取得ができます。

低血糖を起こす可能性があっても「症状が軽いうちに自覚できて、運転を中止し補食をとれる方」や「血糖コントロールが可能で、運転前の糖分の摂取などによって運転中の低血糖を未然に防げる方」であれば、免許がもてる可能性があります。しかし、運転中の低血糖に備えるために、車の中にはブドウ糖やジュース、飴玉などの「血糖値をすぐに上昇させる食べ物」と、おにぎりにチーズ、ビスケットといった「上昇した血糖値を長時間保てる食べ物」の2種類を、車中に用意する必要があります。

もしも運転中に低血糖が起きてしまったり、なりそうな感覚に見舞われたら、ただちにハザードランプを点滅させて安全な場所に車を停め、低血糖に対応しなければいけません。

そして、糖分を摂ってすぐに運転を再開してはいけません。しばらく休憩をとるか、できれば血糖値測定で血糖値が上昇したことを確認してから運転しましょう。

無自覚性低血糖を起こす可能性がある糖尿病患者さんは、車の運転をやめて、正しい申告を行いましょう。そうではない人も、低血糖の度合いを正確に把握し、適切な対応をしなければいけません。低血糖が引き起こすリスクを把握し、備えることも、欠かせない対策です。

参照・参考
糖尿病と車などの運転のはなし | 糖尿病情報センター
低血糖と運転免許・沖縄県立北部病院

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