糖尿病コラム

認知症に要注意! 糖尿病患者さんは認知症の併発リスクが高い!?


認知症の併発を防ぐには

では、糖尿病患者さんが認知症を予防するためには、どういったことに注意すればよいのでしょうか。実は、認知症を予防するための取り組みは、糖尿病の治療と共通する部分が少なくありません。

例えば、ウォーキングなどの有酸素運動は、糖尿病の運動療法と同様に、認知症の予防にとっても効果的だとされています。一般社団法人認知症予防協会では、毎日30分から1時間程度のウォーキング、もしくは週2から3日程度の有酸素運動を行うことを推奨しています。これは、運動することで筋肉が刺激されて血中の成長ホルモンが増加し、脳神経細胞の生存や成長に関わる神経系液性蛋白質の分泌を促す働きがあるため、認知症の予防につながるとされているためです。

また、血糖コントロールも認知症の発症を予防する上で重要なポイントです。糖尿病はもとより、認知症を予防するためにも、糖尿病の食事療法に取り組みましょう。認知症予防協会では、食事の最初に炭水化物を食べてしまうと血糖値が上昇しやすくなってしまうため、野菜から食べ始めることを推奨しています。

今回は、認知症と糖尿病の関係についての情報をご紹介しました。糖尿病患者さんは認知症を発症しやすい一方で、糖尿病の食事療法や運動療法にしっかりと取り組むことで、認知症の予防にもつながります。糖尿病はもとより、認知症を予防するためにも、食封緘や運動習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

参照・参考
厚生労働省│認知症
厚生労働省│認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)の概要
厚生労働科学研究成果データベース│日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究(概要版)
一般社団法人認知症予防協会│認知症を予防しよう

1 2 3

PR注目記事

健康道場「うまくつきあう80kcalショコラ」
健康道場「緑のサラナ」

糖尿病クイズ 〜あなたはどのくらい知っている?〜

突然ですが、問題です。

日本人で糖尿病の可能性がある人はどのくらいいるでしょう?
1. 6人にひとり
2. 9人にひとり
3. 13人にひとり

新着糖尿病レシピ

イカの中華炒め

149kcal

5.5g

1.9g

その他の記事

座り過ぎには要注意。研究が示すリスク低下の工夫とは?

運動をあまりせず、長時間座り続ける生活を続けることによって起きる、肥満や2型糖尿病、心臓病、がん、認知症などのさまざまな健康リスクについては、様々な研究がなされています。 今回はそうした過去の研 ...

喫煙習慣は非常に危険。歯周病との関係を紹介します

歯周病は糖尿病との関わりが深い症状です。重度の歯周病患者さんには2型糖尿病を発症しているか、糖尿病前症である人の割合が高いことが知られています。 実は、喫煙は歯周病の発症リスクを高める習慣のひと ...

見過ごせない糖尿病の重大リスク「神経障害性疼痛」について

末梢神経が高血糖の影響を受けることで発症する「糖尿病性神経障害」は、糖尿病の3大合併症の1つで、注意しなければいけない重大な症状です。神経障害が原因で生じる慢性的な痛みは「神経障害性疼痛」と呼ばれてお ...

糖尿病と歯周病の深い関係。日々の口腔ケアと歯科健診の受診で予防しよう!

歯を失ってしまう原因の8割以上は、実は虫歯と歯周病によるものとされています。自分自身の歯で健康的な食生活を送るためにも、口腔ケアは欠かすことができません。けれども、糖尿病患者さんは歯周病になりやすい傾 ...

妊娠糖尿病に備える食事の条件とは?

妊娠した人が注意しなければいけない問題の1つに、「妊娠糖尿病」があります。妊娠糖尿病は、食生活と深い関わりがあるとされ、食事の内容が妊娠糖尿病の発症や高血圧に関わることを示す研究結果が報告されています ...

< 一覧へ戻る

Facebook始めました!レシピ集更新中!
ニュースレター登録
糖尿病とうまくつきあう

糖尿病レシピランキング

人気記事

糖尿病コラム

最新記事

PAGETOP