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【医師監修】肌の乾燥・かゆみは、糖尿病にも原因が!?気を付けたい肌の乾燥対策

肌が乾燥して白い粉がふいている、かゆみがある、などの肌トラブル。多くの人が経験のあることだと思います。

しかし、糖尿病患者さんが「肌の乾燥・かゆみ」を感じた場合、それは糖尿病と関係している一つの症状である場合があります。ここでは、糖尿病患者さんの「肌の乾燥」と乾燥対策についてお伝えしていきます。

糖尿病で、免疫力、皮膚の血流が低下。肌の乾燥、かゆみにつながる

糖尿病の症状には、手足のしびれや目のかすみなどがよく知られていますが、実は「肌の乾燥・かゆみ」もよくある症状の一つです。ではなぜ、糖尿病によって肌の乾燥やかゆみが引き起こされるのでしょうか。
糖尿病で高血糖状態が長く続くと、免疫機能が低下してきます。そうなると、細菌や真菌に感染しやすくなり肌トラブルを起こしやすくなります。
この状態は、白癬菌(水虫)などに感染しやすくなるだけではなく、全身の肌の乾燥やかゆみとなって現れることがあるのです。
また高血糖状態では血流も悪くなるため、皮膚に必要な栄養や酸素が行き渡らなくなり、乾燥やかゆみにつながることもあります。

糖尿病患者さんは、小さな傷も悪化させやすいので要注意

健康な人であれば、肌の乾燥やかゆみはそんなに重大なことと考えないかもしれませんが、糖尿病患者さんの場合、かゆみで掻いて傷を作ってしまうと、そこから重篤な感染症を起こしてしまう場合があるため注意が必要です。たとえ小さな傷でも、糖尿病の合併症で神経障害を起こしている場合には傷に気付けず悪化させてしまう、免疫機能が低下しているため治りづらい、と厄介なことになりかねないのです。

糖尿病患者さんの肌の乾燥対策

肌の乾燥対策には、入浴から食事、運動までさまざまなポイントがあります。

【入浴】熱いお風呂やシャワーを避ける、長湯を避ける

熱いお湯は、肌の水分を奪い乾燥の元に。また長湯も避けましょう。40℃以下で10~15分が目安。

【入浴】硬い繊維のものでゴシゴシ洗い過ぎない

ナイロンタオルなど、硬い素材のものでゴシゴシ洗い過ぎると皮膚のバリア機能を壊してしまいます。低刺激性の石けんと木綿とタオルなどを使い、よく泡立ててから優しく洗いましょう。

【入浴後】体を拭くときにこすらない。優しく水分を吸い取る

お風呂から出て体を拭くときも、決してこすらず、バスタオルを体に押し当てるように水分を吸い取りましょう。

【入浴後】化粧水やクリームなどは、まだしっとりとしているうちに塗る

保湿のための化粧水やクリームなどは、入浴後でしっとりと水分があるうちに塗ることで水分を閉じ込めることができます。保湿は1日のうち、何度もこまめに行うと良いでしょう。

【食事】肌の水分を保つセラミドを補う食品を摂る

セラミドは、肌の細胞をつなぎとめ、肌のうるおいに関わる成分の一つ。こんにゃく、しらたき、わかめ、ごぼう、大豆、小麦、ヨーグルト、ほうれんそうなどに多く含まれています。

【食事】肌を作るたんぱく質、新陳代謝を促すビタミン類を含む食品をバランスよく

健康な肌を作ったり、新陳代謝を促すには、たんぱく質をはじめ、ビタミンA・B群・C・Eなど数多くの栄養素が関わっています。栄養を偏らせず、バランスよく摂ることが大切です。

【運動】軽い運動でも毎日習慣化を

運動不足は、血流が悪くなったり、汗をかかないことで肌に老廃物を溜めてしまう原因となり、その結果肌の乾燥につながることがあります。血糖コントロールのためにも、1日30分程度、できれば毎日(少なくとも週2~3日)の運動を習慣化しましょう。

【その他】ストレスを溜めない。質の良い睡眠を

ストレスは、肌の新陳代謝を悪くしてしまう原因となり、肌の乾燥・かゆみにつながることも。また睡眠不足も肌に悪影響を与えます。日々の生活で質の良い睡眠をとり、ストレスは早めに解消するよう心がけましょう。

気になる肌の乾燥・かゆみは早めに医師に相談を

糖尿病患者さんの場合、肌の乾燥やかゆみを軽く見ていると、重症化させてしまうことがあるので注意したいところ。毎日のスキンケアに加え、食事や運動を見直すことも大切です。また糖尿からくる脱水状態も皮膚の乾燥の原因になるため、水分補給も重要です。

気になる肌の乾燥やかゆみがある場合には、早めにかかりつけ医に相談し、必要があれば皮膚科など専門医にも診てもらいましょう。

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