歯周病で糖尿病が悪化!?歯が抜ける前にやっておくべきケア

糖尿病の進行を防ぐ!歯周病の予防&ケア方法とは

では、歯周病の基本の治療と、予防はどのようにすればよいのでしょうか。
以下にポイントを3つにまとめました。

(1)正しく歯磨きをする

歯周病の治療と予防の基本は歯周病の原因であるプラーク(歯垢)を取り除くことです。

プラークコントロールをうまく行うためには、正しい歯のケアが必要です。そこで活用したいのが歯科医院です。

まずは自分の歯並びや口の大きさにあった歯ブラシの選び方、歯磨き方法、歯間ブラシやフロスを使った歯と歯の間の清掃方法など、正しいケアを毎日欠かさず行うようにしましょう。

自分の歯みがきに自信がない方は、歯科医院でもアドバイスしてくれますので活用するのも一手です。

(2)歯科医院への定期的な通院と検査を欠かさない

また、歯科医院では、口の中の状況によって数ヶ月に1度通うよう指導されます。

歯と歯の間の磨きにくい歯垢の清掃や歯の裏の歯石の除去(スケーリング)、歯周ポケットのチェックなど、自分では難しいケアについてはプロである歯科医師や歯科衛生士が行ってくれます。

面倒でもご自身の歯の状況をよく知り、歯周病と糖尿病を悪化させないためにも、そして正しくホームケアができているかの確認の意味でも、定期的な検診と歯のクリーニングには通うようにしましょう。

(3)日々の血糖コントロールを大切に

糖尿病患者さんの場合は、この基本のケアに加えて、日々の血糖コントロールが大切です。

また、すでに糖尿病と歯周病を併発している患者さんの場合は、どちらか一方の治療だけではなく、両方の病気を並行して行うことが重要です。内科医と歯科医との連携がうまくとれるように、糖尿病連携手帳を活用するなどの工夫をされると良いでしょう。

歯周病治療で糖尿病や全身疾患の改善も!

今回は、主に糖尿病と歯周病との関わりを解説しました。

けれども歯周病は、糖尿病のみならず肝炎や心疾患、早産・低体重児出産、骨粗しょう症などの疾患とも関わりがあります。

これらの詳しい発症メカニズムの解明はこれからの課題となっていますが、歯周病の炎症によって産生された炎症物質が血流を介して全身を巡り、各部位で影響をおよぼすためではないかと考えられています。

このことから、歯周病治療は全身疾患の症状改善に繋がることが示唆されます。日本糖尿病学会の科学的根拠に基づく診療ガイドラインでも、歯周病の治療によりHbA1c値が改善される可能性が示されています。

歯周病を防ぐことは、糖尿病の血糖コントロールに良い影響を与えます。
毎日の歯磨きなど、家庭での正しい歯のケアを行うこと、歯科医院での定期的な検診を怠らず、常に歯を清潔に保つようにしましょう。

歯周病は口の中だけの病気と侮らず、日々の食事療法や運動療法を併せてしっかりとケアを行っていきたいですね。

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