糖尿病で食事療法を開始。強い「空腹感」の理由と対策は?

糖尿病と診断されると、血糖コントロールの基本治療として開始されるのが食事療法。
医師や管理栄養士の指導の下、1日の摂取カロリーを制限し、栄養バランスのとれた食事をとっていく必要があります。
食事療法を開始してしばらくは、強い「空腹感」を訴える方が多くいらっしゃいます。

この空腹感はなぜ起こるのでしょうか。
ここでは、その理由と対策について考えていきます。

食事量の減少と、高血糖状態に戻ろうとする体の反応

糖尿病患者さんには肥満の方が多く、特にそれまで高カロリーな食事を続けてきた場合には、食事療法により食べる量が減るため空腹感が起こります。
これはダイエットを行ったことがある方であれば分かると思いますが当然のことですね。

また、血糖が高いことに慣れていた体の状態から、食事療法によって血糖が下がってくると、血糖を高い状態に戻そうと体が反応して強い空腹感を感じることもあります。
いずれの場合においても、糖尿病の治療で肝となる食事療法なので、この空腹感に対しては最初のうちは我慢をし、徐々に慣れていくより方法はないと言えます。
食事療法による空腹感は、1週間~1か月程度で体が慣れ、空腹感はなくなっていきます。糖尿病治療でもダイエットでも同様ですが、ここを乗り切ることがまず大事な一歩と言えるでしょう。

空腹感が起こったときの工夫と対策

空腹感は我慢して慣れるしかない、といっても辛い空腹感を乗り切るために少しでも和らげる方法が欲しいものです。
空腹感を感じたときの工夫や対策を挙げてみますので参考にしてみてください。

◎空腹感の工夫と対策

 

  • シュガーレスのガムをかむ。
  • 水、緑茶など、ノンカロリーの飲み物を飲む。
  • 食事に、摂取カロリーを超えない範囲で一品追加する。(こんにゃく、きのこ、海藻などの低カロリー食品を用いる)
  • ところてん、酢昆布など、低カロリー食品を間食する。
  • 空腹感を感じたら歯みがきをする。
  • マスクをする。 (マスクを取らないと口に食べ物を入れられないので、無意識に食べ物に手を伸ばしてしまう癖がある方にはおすすめ)

空腹感に負けて高カロリーなものを食べてしまい、血糖コントロールを乱すといったことがないように、早い段階で自分に合った方法を見つけて実践していきましょう。

食事療法を行っていないのに強い空腹感がある場合には、早めに受診を

このように、食事量が減少したり、高血糖状態に戻そうとする体の反応で起こる空腹感は、一定期間工夫して乗り切ることが大切ですが、食事療法を行っていないのにも関わらず強い空腹感を感じる場合は注意が必要です。

糖尿病でブドウ糖をうまくエネルギー源として活用できなくなっていることによって空腹感が起こっている可能性があります。

強い空腹感とともに、やたらと喉が渇く、おしっこの回数が増えた、体がだるいなどの症状がある場合には、早めに受診するようにしましょう。

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