軽視しないで!糖尿病の症状の一つ「倦怠感」

糖尿病には、のどが渇く、手足がしびれるなどの症状がよく知られています。
しかし糖尿病にはさまざまな症状が発生し、全身症状として「倦怠感」もそのうちの一つです。

倦怠感は糖尿病に限らず、さまざまな病気のサインである可能性もあります。
ここでは倦怠感とそれを抑える方法を見ていきます。

倦怠感(だるさ)が伴う病気とは

倦怠感(だるさ)は、睡眠不足や食生活の乱れ、ストレス、風邪などによって、誰でも日常的に起こり得るものです。
健康な人であれば、休養を取ったり、規則正しい生活をすることによって次第に症状は治まっていきます。
しかし、倦怠感は思わぬ病気が潜んでいるサインであることもあります。

◆倦怠感(だるさ)が伴う病気例

  • 腎臓、肝臓、心臓の疾患
  • 更年期障害
  • 低血圧症
  • うつなどの精神疾患
  • 胃がん、大腸がん
  • インフルエンザ
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 糖尿病         など

糖尿病患者さんにおいて、倦怠感(だるさ)を改善する方法

倦怠感の原因が何か病気の場合には、それを取り除く治療が必要です。
糖尿病患者さんにおいては、高血糖により血液がドロドロになって血行が悪くなり、全身の細胞に栄養や酸素が十分行き渡らず、体の機能が低下してしまうため倦怠感を感じることがあります。

その改善方法としては、糖尿病の基本治療である「血糖コントロール」。
具体的には、次のようなことが挙げられます。

◎1日の摂取カロリーを守り、栄養バランスのとれた食事をする
 糖尿病患者さんは特に食べ過ぎは厳禁。摂取カロリーを守り、炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維など、栄養バランスよく食事をして血糖値を良好に保ちましょう。

◎適度な運動をする
 運動は血糖値を下げる効果があり、全身の血行を良くします。
 さらに、程よく汗をかくことで爽快感が生まれ、倦怠感の解消につながります。

◎ストレスを溜めこまず、十分な休養をとる
 ストレスは血糖値を上げる一つの要因になるとも言われ、また倦怠感の原因にもなります。
 体が辛いと感じるときには、十分に休養をとってリフレッシュしたり、悩みがある場合は誰かに相談するなどして、ストレスを溜めこまないようにしましょう。

◎質の良い睡眠をとる
 睡眠の質の低下も血糖値を上げるという研究結果があります。
 また不規則な睡眠では当然疲れも取れず、体のだるさにつながります。
 就寝前の刺激物(アルコール、たばこ、カフェインなど)など眠りを妨げるものを避け、毎日起床・睡眠時刻を決めて習慣化させ、睡眠の質を上げましょう。

倦怠感(だるさ)が続く場合は、早めに病院へ

倦怠感は比較的身近な体の症状なので軽視しがちですが、いつもとは違う体のだるさや、なかなか改善しないといった場合には早めに医師の診察を受けましょう。

また、糖尿病患者さんの場合も、そうでない方の場合も、倦怠感の予防には規則正しい生活が一番。
一度自分の生活習慣を見直してみてくださいね。

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