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あの人物も糖尿病を患っていた?!~糖尿病の歴史と糖尿病を患った歴史的人物~

古くからあった糖尿病(1型糖尿病)。現代では糖尿病(2型糖尿病)は「国民病」に

生活習慣病と言われ現代の病と思われがちな糖尿病ですが、実は古代エジプトやインド、中国の古文書によると紀元前15世紀頃から存在していたと考えられています。
もちろんその頃病気の解明はされておらず「水を飲み続けながら痩せていく不思議な病気」と言われていたようです。

日本では、江戸中期「一本堂行全医言」という医学書の中で「(前略)胃が乾燥し、いくら水を飲んでも渇きが止まらず、いくら食べても飢餓が続く、尿は甘みがある等(後略)」の詳細な糖尿病の症状の記載がありました。

フランスやドイツなどで研究が進み、1921年、糖尿病という病気に関わる「インスリン」という血糖値を下げるホルモンが発見されました。
これらの歴史文献に残っている糖尿病は、インスリンが分泌されなくなる1型糖尿病です。

現在大多数を占める2型糖尿病も昔からありましたが、日本では1950年代に疫学調査が開始され患者数などが分かるようになりました。戦時中には患者数は減少し、1970年代には100万人を超え40年足らずで受診中の患者数は、740万人以上と増え「国民病」とも呼ばれるようになっています。

参考:三木クリニック(http://www.mikiclinic.or.jp/dia_history.html)

糖尿病を患った歴史的人物(藤原道長、明治天皇、エジソン)

あまり知られてはいませんが、歴史的人物にも糖尿病を患った人たちがいます。

藤原道長 ~糖尿病の合併症で視力も低下した晩年~

糖尿病を患っていたことが確かな日本における最も古い人物は、源氏物語の光源氏のモデルとしても有名な藤原道長。
本人の日記『御堂関白記』や側近であった藤原実資の『小右記』などに記されているように、家族の糖尿病歴も濃厚で、運動不足や連夜の宴会などが原因で40代から典型的な糖尿病の症状を発症したと言われています。
50代になる頃には、「近寄れど汝の顔よく見えず」というほど、視力が低下していました。
これは糖尿病網膜症の症状と考えられます。
他の合併症も進み、62歳で背中の皮膚感染症から起きた敗血症で亡くなったと言われています。
参考:http://www.mikiclinic.or.jp/dia_history.html

明治天皇 ~医師の診察は受けず。糖尿病腎症で崩御~

糖尿病を患っていたと明確な記録が残っている最も古い人物は、明治天皇(1852~1912)です。
40代から肥満になり始め、40代後半から糖尿病を発症されたと言われています。

糖尿病腎症による尿毒症のため60歳で崩御されました。
また、当時宮中での幼い皇族の死亡率が高かったため極度の医者不信となり、医師の診察を拒否されていたようです。
参考:http://www.mikiclinic.or.jp/dia_history.html

その他にも、言わずと知れた戦国大名の織田信長(1534~1582)、「音楽の父」とも呼ばれる音楽家のバッハ(1685~1750)、電球や蓄音機などの文明品を発明したトーマス・エジソン(1847~1931)なども、糖尿病が原因と思われるさまざまな症状(神経痛やのどの渇き、視力低下、高血圧など)についての記録が残っており、おそらく糖尿病を患っていただろうと考えられています。

歴史的人物の糖尿病から見る原因

糖尿病は、血糖値を下げる働きのあるホルモンのインスリンの効きが悪くなって発症し、高血糖が続くことによって、血管や神経にダメージを与え、体のさまざまな部位に悪影響を及ぼす病気です。
糖尿病は日々の食生活や運動習慣、ストレスなどと関わりがあります。
今回挙げた歴史的人物は、大きなストレスを抱え、肥満であったり運動不足であったり甘党だったりといった糖尿病の原因とも言える生活習慣をそれぞれ持っていたようです。

現代こそ多くの人が糖尿病を患っていますが、いつの時代も生活習慣にその原因があると言えるかもしれません。
また過去には病気が解明されておらず有効な治療が受けられなかったり、診察を拒否していた場合などもあったようですが、糖尿病は初期の段階での治療がとても大切。
定期的な健康診断を受け、気になることがあれば早めに受診するようにしましょう。

参照・参考
医療法人志方記念会│糖尿病の歴史
糖尿病症状セルフチェック│糖尿病と闘った歴史上の有名人

糖尿病の放置はNG! 気をつけたい6大合併症とは?
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