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【医師監修】早めに対処、放っておくと怖い糖尿病の手足のしびれ

糖尿病での手足のしびれを楽にする方法

糖尿病での手足のしびれを楽にする方法として、まずは原因となっている血糖を下げることが重要です。
食事においては、血糖の上昇を防ぐ働きがある食物繊維を多く含む海藻やオクラ・ごぼう等を多く摂るといった工夫ができます。

禁煙や肥満の改善などで高血糖を防ぐことも重要です。
喫煙や肥満によって、血糖を下げる働きがあるインスリンに対する反応が弱くなり、高血糖の要因になるからです。
またこれらは糖尿病における動脈硬化のリスクも高めてしまいます。

さらに一般の日常生活の中でできる運動は、全身の筋肉を動かすような運動が血糖を下げるためには効果的です。
無理なく呼吸ができる程度のもので十分効果があるので、水泳・ウォーキング等の全身運動を1日15~30分程度行うと良いでしょう。

これらの全身運動は、血液の循環を良くします。
お風呂はぬるめのお風呂にゆっくりと入り、やさしく手足をもみほぐすようにマッサージすると血のめぐりが良くなります。

湯たんぽなどで足を温める場合は、感覚低下が起こっていれば、低温ヤケドになりかねないので十分に注意しましょう。

また炭酸泉浴(バブ浴)も効果があります。皮膚から吸収された炭酸ガスが血流を良くし、しびれを和らげてくれるのです。

病院での糖尿病の手足のしびれ治療

手足のしびれの状態を病院で治療でする場合は、まず血糖のコントロールする薬が処方されます。
そして手足のしびれに有効なビタミンB12 製剤のメチルコバラミン配合薬なども合わせて用いられます。

さらに神経細胞に十分な酸素と栄養が行き届くように血管を拡げる薬が用いられることもあります。
しびれや痛みを直接緩和する際には、消炎鎮痛薬が使われる場合もあります。

糖尿病神経障害が進んでしまい、足のしびれの状態から潰瘍ができた状態になれば病院での治療が必要となります。

潰瘍は、糖尿からくる閉塞性動脈硬化症などによって進行します。閉塞性動脈硬化症は、足への血管に動脈硬化が起こり、血管が細くなったりつまったりして血流に問題が起こる症状です。そのため抗血小板薬や血管拡張薬などを用いて、血管の状態や血流を改善していきます。

いずれの場合も、きちんと治療を受けて医師の指示に従い薬を服用していくことが大切です。

まとめ 糖尿病での手足のしびれとケア

これまで見てきたように、糖尿病における手足のしびれは左右対称に起こるという特徴があり、そういった症状が見られる場合には糖尿病神経障害という合併症の可能性があります。

気になるしびれがある場合は早めに医師に相談するようにしましょう。

放っておくと手足の感覚異常につながり、ケガやヤケドを悪化させてしまったり、さらに酷い場合には、細胞が壊死し潰瘍ができてしまってその部位を切断しなければならない場合もあります。

高血糖が続くと神経障害や血流障害が起こり、足に異常が出やすくなります。

手よりも目につきにくい分、なおさら毎日足をチェックするよう心がけましょう。

抵抗力の低下により細菌感染も起こりやすくなるので、傷がないかしっかりチェックしたり、清潔に保つことを心がけたりすることも大切です。

血糖値のコントロールとともに、日ごろからフットケアを行い、症状の悪化を予防しましょう。

 

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