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【医師監修】早めに対処、放っておくと怖い糖尿病の手足のしびれ

糖尿病で手足がしびれる理由とその対処法

手足のしびれは、体の末端の細い血管(細小血管)の障害から発生します。
糖尿病の場合は、高血糖状態が続くことで細小血管が障害を受けやすくなっていて、細小血管の血流が悪くなり、神経細胞が必要としている酸素や栄養が十分に行きわたらなくなることによって、神経障害が起こり、感覚障害の一つとして手足のしびれが現れるのです。

そうした場合の治療法としては、血糖のコントロールが一番大切です。
症状が軽い場合は、血糖コントロールを行うだけでも改善することもあります。

その他、ビタミンB12を摂取するという方法があります。
ビタミンB12は神経機能の維持に役立つビタミンで、しじみ、鶏肉レバー、さんま、ほたるいか、赤貝、牛肉レバー等に多く含まれています。

ビタミンB12はヒドロキソコバラミン、アデノシルコバラミン、メチルコバラミン、シアノコバラミン、スルフィトコバラミンの総称ですが、特に神経痛や手足のしびれに有効なメチルコバラミンを配合した市販薬も販売されています。

またビタミン剤以外にも、しびれの原因に働きかける薬や症状を和らげる薬など、しびれに対して有効な薬が使用されています。

糖尿病神経障害のしびれ等の自覚症状とリスク

糖尿病神経障害は、糖尿病の合併症の中でも多く、三大合併症の1つになっています。
前述にもある通り、細小血管が障害を受けることで起こる手足のしびれの症状は、糖尿病神経障害の症状の一つです。

比較的早い段階で症状が現れ、起きる頻度も高いのですが、ちょうど手袋や靴下で隠れる部分がしびれたり、感覚が鈍くなったりという自覚症状のため、歳のせいだと思ったり、ちょっと血行が悪くなってるのかなといった具合で、意外と軽視されやすく発見が遅れてしまうこともあります。

また手先足先の細小血管の障害により、手足のしびれ以外にも、皮膚の感覚が鈍る感覚異常、こむらがえり等の自覚症状が出ることもあります。

手足のしびれをそのまま放置していると、さらに感覚が低下し、痛みに鈍くなるためケガやヤケド、足のちょっとした靴擦れなどにも気づかず悪化させてしまうこともあります。
神経細胞が障害を起こしている上に、血流障害が起きていて、感染しやすい状態にもなっているため、ちょっとした傷口が感染を起こし、潰瘍となり壊疽(えそ)まで起こしてしまう可能性もあります。
初期症状を放っておくと将来的にこういったリスクも懸念されます。

糖尿病神経障害の自覚症状としては、足先や足底のしびれや、夜間に特にしびれがひどくなるといったことから始まり、感覚低下や感覚異常となり、こむら返りが起きやすくなるといったことにつながっていきます。
症状は指先末端から徐々に拡大していくような感じで、常に手袋や靴下をしているような範囲で感覚異常がみられます。

糖尿病で、左右対称の感覚異常があったら注意が必要です。
糖尿病からくるしびれは、糖尿病による代謝異常が原因なので、局所的に起こるものではなく広範囲にわたる末梢神経障害のため、左右対称に症状が出てくるのが特徴です。

○手足の先がしびれたような感じがする。
○足先がよく冷える、または足の裏がほてる。

こうしたしびれや軽い感覚(圧点・温点等)異常が左右対称に起こる。これらは一般的な冷え症や血行不良でも見られますが、次のような症状もある場合は特に注意が必要です。

○砂利を踏んでいるような感じがする。
○指先が電気が走ったようにピリピリする感じがする。
○寝ている時によく足がつる。
○足の裏に紙やゴムが張り付いているような感じがする。

また、高血糖状態が長く続いた人が、インスリンや糖尿病薬を使って急速に血糖値が正常化した場合でも、手足の感覚異常が一時的に現れるケースがあります。
これは治療後神経障害と言われるもので、この場合は、血糖コントロール改善後1~3ヵ月程度で現れるケースが多く、夜間に症状が悪化する傾向があります。

糖尿病神経障害の検査として医療機関で行われるものとしては、目をつぶって足底等に少し固めのナイロン製繊維で力を加え、どこに当たっているか答えるというような検査があり、感覚低下の程度を診断します。
その他にも、アキレス腱の反射検査や、振動覚検査(音叉の震えを感じ取る)などを行います。

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