糖尿病コラム

糖尿病で筋肉痛? 合併症における筋肉痛とその解消法とは

筋肉痛とは通常、慣れない運動をしたり、普段使わない筋肉を動かしたりしたときに起こるもの。
しかし、糖尿病が原因で筋肉の痛みが発生しているというケースもあります。


ここでは、糖尿病と筋肉痛の関係、またその解消法について見ていきます。


そもそも「筋肉痛」って?

まず「筋肉痛」とは、そもそもどのようなものなのでしょうか。

一般的にハードな運動などをしたとき、その少し後で筋肉に痛みを感じることを言い、ほとんどの人が体験したことがあるでしょう。
しかし、意外にもその原因やメカニズムについては現代医学で解明しきれていないというのが現状です。


筋肉痛の原因として有力な説は、

  • 疲労物質が筋肉に蓄積して痛みの原因となる。
  •  
  • 筋肉や組織が損傷し、炎症を起こして痛みの原因となる。またそれを修復するときに、筋肉が分解されるため痛みが生じる。

といったことがあります。

糖尿病における筋肉痛は「神経障害」や薬の副作用が原因のことも

糖尿病患者さんにおいて筋肉痛が発生する場合、慣れない運動を行ったときなど、先ほどの一般的な筋肉痛の他に、糖尿病の合併症である「神経障害」や糖尿病治療薬の副作用として筋肉に痛みの原因となっていることがあります。

高血糖状態が長く続くことによって神経が障害を受け、しびれを感じる場合もあれば、酷い場合は筋肉痛が生じます。
さらに、高血糖状態では血流が悪くなるため、コリが悪化して筋肉痛のような痛みが発生することもあります。
また、治療薬によっては副作用で筋肉痛が起こる場合もあります。


「Yahoo知恵袋」には、糖尿病患者さんのリアルな質問も多く、糖尿病と筋肉痛にお悩みの方も多くいるようです。


・「糖尿病で筋肉痛になりますか?薬を服用でなりますか?」
 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1454549669


・「糖尿病が原因の手足の筋肉痛は、湿布薬では、(一時的にも)治りますか?」
 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1339903573


・「35歳、男性です。 糖尿病になって、5年ほど経ちます。」
 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1424731349


糖尿病における筋肉痛の解消法・予防法は、「血糖コントロール」と「血流の改善」

神経障害が原因で起こっている筋肉痛については、糖尿病の治療の基本である「血糖コントロール」が何よりも大切。
食事療法、運動療法をメインに、医師の指導のもときちんと治療を行いましょう。

また、薬の副作用によって筋肉痛が生じていると考えられる場合には、まずは医師に相談しましょう。
自己判断で薬を中止するのは厳禁。
筋肉痛の程度や起こる時間帯など詳しい症状を医師に伝えて対処法を検討してもらってください。


自分でできる解消法・予防法としては、

  • 適度な運動(歩行なら1日10,000歩程度)、ストレッチを行う
  • 体を冷やさない、温める(入浴、ストール・腹巻などの防寒衣服の着用)
  • 軽いマッサージをする
  • 喫煙習慣がある場合には、禁煙する

などを行うと良いでしょう。血流を良くすることがポイントです。


気になる症状であれば、すぐに病院へ

筋肉痛といっても原因はさまざま。
運動もしていないのに筋肉痛がある、痛みが引かない、しびれるような感じ、などいつもと違った症状があれば早めに受診するようにしましょう。

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