糖尿病の全身症状「倦怠感」はなぜ起こる? そのメカニズムと改善方法

「倦怠感」を伴う主な疾患

「倦怠感」を伴う疾患は数多く存在します。ここでは、まず、糖尿病以外の代表的な疾患を挙げ、それぞれの症状の特徴についてご紹介します。

(1)風邪

倦怠感をともなう疾患でもっとも身近なものが風邪です。風邪を引くと、体内の免疫機能がウイルスを退治するために活発に働きます。それにより、発熱や頭痛、鼻水、咳といった症状とともに倦怠感が現れることがあります。

(2)貧血

鉄分が不足することにより、全身に十分な量の酸素を送ることができなくなることで、だるさや倦怠感などの症状が現れます。顔が青白くもなります。

(3)急性肝炎

主に肝炎ウイルスが原因で起こる急性の肝機能障害を急性肝炎といいます。発熱、頭痛、咽頭痛といった風邪のような初期症状が現れた後、黄疸、吐き気、食欲不振、などの症状のほかに、倦怠感を生じることがあります。

(4)うつ病

「気分が沈む」、「楽しさを感じられない」、「無力感」といった感情や気分、意欲の障害などがうつ病の特徴です。こうした精神的な症状のほかに、不眠、食欲不振、吐き気、頭痛、めまいなど多岐にわたる身体的な症状を生じることがあり、倦怠感もそのひとつとして現れます。

(5)睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症候群になっていると、熟睡できずに十分な睡眠時間をとっていても、疲れがとれなかったり、倦怠感が起こります。

ここまでご紹介したように倦怠感を伴う疾患は非常に多く存在しますが、糖尿病においても「倦怠感」の症状が現れます。糖尿病が疑われる特徴的な症状について、以下見ていきましょう。

糖尿病と他疾患とを見分ける特徴的な症状とは?

糖尿病により倦怠感が生じる場合には、異常なのどの渇き、多尿や頻尿、急激な体重減少、視力障害などの症状を伴うことが多いとされます。しかし一般的に、初期症状が現れにくいとされる糖尿病。そのため、これらの症状が現れた場合は既に糖尿病が進行している可能性がありますので、まずは専門の医療機関を受診しましょう。

医療機関では、空腹時血糖値や75gのブドウ糖を飲み2時間後の血糖値(75g経口ブドウ糖負荷試験2時間値)、HbA1cなどの測定や、尿検査による尿糖値、尿中アセトン体などの測定が行われ、検査結果をもとに診断が下されます。

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