食事をしたばかりなのにもう空腹!? 糖尿病と空腹感の関係

食後2時間の空腹感は危険

人が空腹感や満腹感を感じるメカニズムと血糖値の変動には、大きな関わりがあるとされており、「食事を摂ると血糖値が上昇し、満腹感を感じる。一方、血糖値が下がると空腹感を感じる。」という基本のサイクルが生じると考えられています。

通常、食後1~2時間の血糖値は食前の空腹時血糖値より高く、空腹感を感じにくいとされていますが、空腹で血糖値が低いときほど、糖質の高い食品を大量に摂取した場合には、血糖値が急上昇し、それによりインスリンの大量分泌を招いた結果、食後1~2時間で急激に血糖値が下がって空腹感が生じるようになります。

糖尿病のリスクを下げる食べ方

一度発症すると完治することはないとされる糖尿病。予防できるのであれば、誰でも予防したいものですよね。そこで今回は糖尿病発症のリスクを減らすと言われている食事の方法をいくつか紹介します。

血糖値を上げやすい食べ物を避ける!

食後の血糖値を上昇させやすい食べ物として、米やパン、麺類など、糖質の高い食品が挙げられます。これらの食品を中心とした食事の場合、食後の血糖値が急上昇しやすく、続いてインスリンの働きにより血糖値が急激に下がることで、空腹感を感じやすくなります。糖尿病予防のためには、なるべくこれらの食品の大量摂取を避け、血糖値の急上昇を生じないよう管理することが大切です。水分補給には、水やお茶など糖質のないものを基本として選び、ジュースや清涼飲料水などは、どうしても飲みたい場合に糖質・カロリーオフのものを選ぶようにするとよいでしょう。

一方で、野菜やキノコ、海藻類、豆類は食物繊維が多く、血糖値をあまり上げない食べ物として知られており、毎日の食事にも積極的に取り入れたい食品です。食べる順番も、最初に食物繊維を多く含む野菜類から食べ始め、ご飯やパンなど糖質の多い炭水化物を最後に食べるようにすると、急な血糖値の上昇を抑え、糖尿病予防に有効であると言われています。

ダラダラ食べは禁物

おやつなどのダラダラ食べが習慣化すると、血糖値が下がりきる前に、新たに糖分が取り込まれることとなり、さらなる血糖値の上昇が生じることとなります。この状態が続くと、血糖値を下げるためのインスリンを分泌する膵臓に負担がかかり、インスリンの分泌量が低下したり、インスリンが効きにくくなる可能性があります。そのため、食事の時間を決めるなど規則正しい食生活を心がけ、その時間以外にはできるだけ食べ物を口にしないようにすることも糖尿病の予防につながります。

食べ過ぎない!

間食のダラダラ食べと同様に1回の食事で大量に食べることも、糖質の過剰摂取につながり、血糖値の急上昇を引き起こすことになります。糖尿病予防のためには、1日の消費カロリーの範囲内での摂取を心がけ、糖質過多とならないよう栄養バランスに気を付けることが肝心です。どうしても量を食べたいときは、食物繊維の多い野菜や豆類を多く取り入れて、血糖値が急激に上がらない工夫をするとよいでしょう。

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