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室内でも注意!糖尿病患者さんは熱中症にかかりやすい

いよいよ夏本番。連日のように気温の高い日が続き、そうなると熱中症が心配。特に、糖尿病や高血圧などの生活習慣病がある人や高齢者は、熱中症にかかりやすいと言われているため、特に注意が必要です。 

今回は、熱中症について詳しく見ていきましょう。

糖尿病患者さんが熱中症になりやすいワケ

◎尿量が増えて、脱水を起こしやすい

糖尿病の症状が進行してくると、高血糖状態に対する体の反応として、喉の渇き→多飲→尿量が増える、というサイクルが起きます。そのため、体から水分が奪われやすく脱水を起こしやすい状態にあるのです。脱水が起こると、体の水分や電解質のバランスが乱れ、体温調節がうまくできなくなって熱中症を発症することがあります。 

◎神経障害によって、発汗機能が低下、また暑さを感じづらい

糖尿病の三大合併症の一つに神経障害がありますが、自律神経に障害が起こると、その症状の一つとして発汗機能が低下することがあります。発汗機能が低下してしまうと、体温調節がうまくいかず、熱中症になりやすくなります。また、神経障害により感覚も鈍っていると暑さを感じづらくなって、熱中症を引き起こしてしまう要因となります。

◎高血圧を合併していると、塩分のバランスを崩しやすい

糖尿病患者さんの40~60%が高血圧を合併していると言われていますが、高血圧治療のために塩分を控えた食事をしている場合には、補給する塩分量が少ないことに加え、発汗などで塩分が失われるため、体のミネラルバランスを崩しやすい状態にあります。そうなると、脱水→熱中症が起こりやすくなります。

熱中症の症状と、予防法

熱中症は徐々に体に変化が現われます。次のような症状があれば、熱中症の疑いがあるため注意しましょう。

<熱中症の症状>

  • 大汗
  • 頭痛
  • めまい
  • だるさ
  • 吐き気、嘔吐
  • 筋肉痛、筋肉の硬直
  • 意識障害
  • 痙攣 など

<熱中症の予防法>

  • こまめに水分補給を行う(砂糖やカフェインを含まないもので)
  • 通気性の良い衣服を身に付け、汗をかいたらすぐに着替えをする
  • 外出時は帽子や日傘を使用。できれば日中は、必要のない外出を避ける
  • 気温に応じて、我慢することなくエアコンや扇風機などを上手に利用する
  • こまめに体温を測定する

また、熱中症は意識がもうろうとすることがあるため、一緒にいる人が互いに様子を気にかけることも大切です。

環境省による「熱中症予防情報サイト」を要チェック

環境省では熱中症を減らそうと、熱中症予防強化月間が7月12日よりスタートしており、全国各地で熱中症予防のためのイベントが開催されています。

また環境省のサイトでは、「暑さ指数(WBGT)」や熱中症の対処法などが詳しく掲載されています。暑さ指数によって、日常生活や運動時の活動の目安(指針)が定められているので、参考にすると良いでしょう。

◎環境省 熱中症予防情報サイト

http://www.wbgt.env.go.jp/
▼暑さ指数(WBGT)
http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php

熱中症の正しい理解を深め、しっかりと予防していきましょう。

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