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糖尿病患者さんは感染症にかかりやすい!夏に増える「手足口病」にも注意!

糖尿病では血糖値が高い状態が続きますが、この状態では免疫機能がうまく働かず、感染症にかかりやすくなります。白癬(水虫)や肺炎、インフルエンザなど、感染病はさまざまな種類がありますが、暖かい時期になると増える手足口病にも注意が必要です。

子どもがかかる病気というイメージの強い手足口病は大人にも感染します。今回は手足口病にフォーカスして見ていきましょう。

「手足口病」って?

手足口病は、その名の通り、手や足、口の中に水疱性の発疹が出るウイルス性の病気です。患者数の8~9割が5歳以下の子どもと言われ、主に夏に流行します。発熱や下痢を伴うこともあり、ごくまれに、髄膜炎・脳炎などの合併症を起こすこともありますが、ほとんどの場合は数日間のうちに回復します。

感染経路は、せき・くしゃみや会話による飛沫感染、皮膚や粘膜に直接的及び間接的(ドアノブ、便座、スイッチなど)に触れることによる接触感染など。症状が治まっても1か月程度の間は、便や尿でウイルスが排せつされるため感染に注意が必要です。

大人にも感染する。特に糖尿病患者さんや高齢者など抵抗力が落ちている人は要注意!

手足口病は、感染するのは圧倒的に子どもが多い病気ですが、大人にも感染することがあります。さらに、大人が感染すると高熱が出たり、酷い倦怠感が起こるなど、症状が重くなることがあるので注意が必要です。

<大人が感染したときの症状例>

  • 手や足、口の中の水疱や発疹
  • 喉の痛み、腫れ
  • 皮膚のかゆみ
  • 筋肉や関節の痛み
  • 発熱
  • 倦怠感
  • 頭痛、めまい
  • 爪が剥がれる(症状が治まって1~2か月後、自然に浮いて剥がれることがありますが、すぐに新しい爪が生えるため心配いりません。)

特に糖尿病患者さんが発病した場合、症状が重症化しやすいため、早めに受診することをおすすめします。

手足口病の予防方法

現在のところ、予防のためのワクチンや薬がなく、また特効薬や特別な治療法はありません。
飛沫感染や接触感染が主な感染経路ということを考えると、予防に有効なことはとにかく清潔を保つこと。うがい・手洗い、消毒(アルコール除菌など)をこまめに行いましょう。
また感染者がいる場合には、うがい・手洗い・消毒に加え、タオルの共用をしない、トイレを清潔に保つ、(乳幼児が感染している場合には)おむつの交換を適切にする、などのことにも注意しましょう。

これからの季節は要注意!

手足口病の流行シーズンは夏。7月下旬ごろにピークを迎えると言われています。子どもの病気と高をくくらず、うがい・手洗いなどを徹底して行い、予防に努めましょう。

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