胸がドキドキ…、「動悸」がする原因は?また、糖尿病が原因で起こり得る動悸とは

胸がドキドキしたり、脈の間隔が不規則に感じられる「動悸」。動悸の原因にはさまざまなことがあります。また、糖尿病患者さんが動悸を起こしたときに気を付けなければならないのは、「低血糖」の症状としての動悸です。

今回は、動悸の主な原因と、糖尿病患者さんにおける動悸がしたときの注意点についてまとめていきます。

病気?病気ではない?「動悸」の主な原因は?

胸の鼓動を早く感じたり、強く感じたり、脈を不整に感じるなどは、誰でも経験したことがあるのではないでしょうか。動悸は、日常生活の中で健康な人でもよく起こるものです。しばらくすると治まる動悸は心配はいりませんが、特に理由もないのに、安静時に動悸がする場合や頻繁に起こる場合には、早めに医療機関を受診しましょう。

<動悸の原因>

◎興奮、緊張

大事な会議のプレゼンのときや好きな人を前にしたとき、恥ずかしい思いをしたときなど、胸がドキドキと動悸がすることがあります。これは興奮や緊張の状態により交感神経が優位となり起こるもの。特別な心配はいりません。

◎カフェイン、アルコールの摂り過ぎ、タバコの吸い過ぎ

コーヒー、紅茶、緑茶などに含まれるカフェインや、お酒に含まれるアルコールは、摂り過ぎると交感神経を刺激しされ、動悸を感じる場合があります。また、タバコに含まれるニコチンにも同様の作用があります。飲み過ぎ、吸い過ぎに注意しましょう。

◎薬の副作用

低血圧などの治療薬などは、血管を拡張する働きがあり、服用すると動悸が起こることがあります。また糖尿病患者さんは、インスリンを過剰に投与してしまった場合に、低血糖状態となって動悸が起こることもあります(詳しくは後述)。服薬は、医師や薬剤師の指導を必ず守り、気になる症状があれば、早めに相談するようにしましょう。

◎動悸を伴う疾患

  • 狭心症、心筋梗塞
  • 低血糖
  • バセドウ病(甲状腺機能亢進症)
  • 貧血
  • 更年期障害 など

糖尿病患者さんが気を付けたいのは、低血糖による動悸

先述の通り、動悸はさまざまな原因で起こりますが、糖尿病患者さんにおいて気を付けたいのが低血糖による動悸です。

インスリン療法を行っている場合、投与のタイミングや量を間違えたり、食事の量が少なかったり、激しい運動をおこなったりなどが原因で、血糖値が下がり過ぎてしまう「低血糖」を起こすことがあります。
低血糖の症状は、動悸以外にも、頻脈、震え、顔面蒼白、発汗、不安感などがあり、頭痛やめまい、ひどくなるとけいれん、意識障害を起こし、昏睡に陥ってしまうこともあります。
低血糖が起きたときの対処法や予防法については、こちらをご覧ください。

気になる場合は早めに受診を

比較的、身近な症状である動悸。緊張などによって起こる、心配のいらないものから、心臓病など命の危険に関わるものまでさまざまな原因があります。
少しでも「いつもと違う」ということを感じたらなるべく早めに受診するようにしましょう。

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