糖尿病の症状で「イライラ」?!糖尿病と「イライラ」の関係

糖尿病患者さんで、無性にイライラする、などといった症状が出ることがあります。
この「イライラ」の原因は、糖尿病治療の影響による「低血糖」であることが考えられます。

ここでは、糖尿病における「低血糖」で起こる「イライラ」や低血糖を防ぐための対策についてご紹介します。

薬物治療を受けている場合は特に「低血糖」に要注意

糖尿病の治療として、インスリン療法など、血糖値を下げる薬物療法を受けている場合には、血糖値が下がり過ぎてしまう「低血糖」に注意しなくてはなりません。
低血糖は、放っておくと意識障害が起こり、昏睡状態となって、最悪の場合には死に至る可能性もある危険なもの。
低血糖の初期症状を見逃さず、すぐに糖分を補給するなどきちんとした対応をとることが大切です。

<低血糖の初期症状>

     

  • 発汗
  • 手足のふるえ・痺れ
  • 不安感
  • 強い空腹感
  • 顔面蒼白
  • 頻脈

低血糖では、自律神経の乱れが起こるため、まず体の警告サインとしてこれらの症状が起こります。
「急に不安になる」「無性にイライラする」というのも低血糖の初期症状の一つなのです。
この状態で糖分を補給せず、さらに悪化すると、取り乱す、眠気、めまい、倦怠感、ろれつが回らない、意識障害・・・と低血糖の症状が進んでいってしまいます。
また、次のような状況の際に低血糖は起こりやすく、特に、インスリン注射や血糖値を下げる薬を服用している方は注意が必要です。

<低血糖になりやすい状況>

 

  • 食事の間隔を空けすぎた
  • 食事の量が少なかった
  • 激しい運動を急激に行った
  • 飲酒、入浴
  • インスリン注射や、血糖値を下げる薬の量・服用時間を間違えた
  • 血糖値を下げる薬の働きを強める薬を併用した

低血糖を防ぐために、普段の生活で注意したいこと

低血糖は、インスリンが体に必要な量を上回ってしまった場合に起こります。
薬物療法を行っている場合は特に、規則正しい生活を心がけ、血糖値とインスリンのバランスを崩さないようにすることが肝要です。

<低血糖を起こさないために注意すべきこと>

 

  • 3食決まった時間に、指示カロリーをきちんととる。
  • 薬の服用や、インスリン注射は指示時刻通りに行う。
  • 空腹時の運動は避ける。

食事の間隔が空いてしまうことが予測されるときには、食事時間以外に「捕食」を1単位(=80kcal)分ほど摂るようにします。
こういった場合は、食事のカロリーを減らすなど調整を行いましょう。

もしものときに備えて、糖分を携帯して

糖尿病の治療では、血糖値を下げることばかりに意識がとらわれがちですが、低血糖も十分に注意しなければなりません。
「イライラ」や「不安感」など、糖尿病とは一見関係なさそうな症状も、糖尿病治療の影響による低血糖で引き起こされている可能性があります。
低血糖で起こる初期症状をよく知っておき、規則正しい生活を行って低血糖を起こさないよう注意するとともに、もし低血糖が起きてしまったときにすぐに対処できるよう、常に飴玉等の糖分(ブドウ糖)を持ち歩くなどの対応策も準備しておきましょう。
また低血糖が心配な場合には、医師や管理栄養士にも相談し、適切なアドバイスを受けておくことをおすすめします。

参照・参考
糖尿病がよくわかるDM TOWN│こんなときどうする?

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