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立ちくらみは糖尿病のサイン?!後悔する前に合併症のチェックを!

立ちくらみを感じると、疲れや年のせいにしていませんか?
立ちくらみは体調不良や病気のサインであることも多いのです。
そして、立ちくらみは、糖尿病とも関係があるのです。

ここでは、立ちくらみの原因や糖尿病との関係をご紹介します。

立ちくらみはどうして起こる?メカニズムを解説!

立ちくらみは、「起立性低血圧」とも呼ばれ、立ち上がったときにふらついたり、気を失いそうになったりする感じなどの症状をいいます。

立ちくらみは、血圧や血液の流れを調整する働きが障害され、脳内の血液や酸素の供給量が一時的に減少するために起こります。

水が高い所から低い所へ流れるように、水分である血液も下へ流れていこうとします。
しかし下半身ばかりに血液がいって血流が滞ることを防ぐために、心臓が下半身に溜まった血液を吸い上げるポンプの働きをしています。
心臓の心拍数を増やして心臓に血液を戻したり、血液量を調整するためには、自律神経の働きが重要です。

ところが、糖尿病などで自律神経が障害を受けるとこのメカニズムが崩れてしまい、立ちくらみの原因の一つとなるのです。

起立性低血圧は、立ったとき、座ったときなどの血圧測定や血液検査で診断します。日本循環器学会の基準によると、座った状態の血圧より起立時の血圧が3分以内に20mmHg以上低下するときに起立性低血圧と診断されます。

立ちくらみに気づいたら早めに病院を受診できれば良いのですが、すぐに病院に行くことができない場合は、まずは自宅で血圧を測定してみましょう。
尚、参考ですが、一般の低血圧は収縮期血圧が100mmHg以下、拡張期血圧が60mmHg以下の場合が目安となります。

(出典:http://www.kitashinkei.com/shinryou/teiketsuatsu、
日本循環器学会ガイドラインp1106
診断http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2007_inoue_d.pdf )

まさか病気のせい?!立ちくらみと病気の関係とは

上述にあるとおり、立ちくらみの原因の一つは自律神経の障害によるものです。つまり、自律神経が障害される病気や原因があれば、立ちくらみを起こすことがあると示唆されます。
たとえば、自律神経失調症、自律神経系に作用する薬(向精神薬)や血圧に関係する薬(心臓病の薬や血圧を下げる薬)による影響、糖尿病性神経障害、事故などによる脊髄損傷、などの原因によって自律神経が障害されることで立ちくらみが起こることがあるのです。

(参考:http://cl-tanaka.com/topics/shinkei/立ちくらみ.html)

■立ちくらみと糖尿病にはどんな関係がある?!

「糖尿病」と「立ちくらみ」は、一見関係がないようにも思えますが、実は深い関係があります。
先ほども挙げた自律神経の障害の原因となるのが、糖尿病の合併症である糖尿病神経障害です。

糖尿病によって高血糖状態が続くと、血管に負担がかかり、手足などの末端にある末梢神経に栄養と酸素を送る毛細血管がダメージを受け、もろくなります。
末梢神経には、感覚神経、運動神経、自律神経の3つの神経がありますが、毛細血管のダメージにより神経に栄養と酸素が行き届かないと、これらの神経に障害が起こってきます。
感覚神経が障害されれば、手足のしびれや感覚が鈍くなるなどの症状が表れ、運動神経が障害されれば、筋肉に力が入りにくくなったりします。
そして、自律神経が障害されると、立ちくらみや、その他にも倦怠感やイライラなどの症状が表れます。

このように、糖尿病が原因で引き起こされる立ちくらみもあるのです。

(参考: http://www.japha.jp/doc/byoki/001.pdf )

立ちくらみを予防するにはどうすればいい?

立ちくらみを予防するために日常生活を送る上でどんなことに注意すれば良いのでしょうか。

  • 早寝早起きをして規則正しい生活を送る
  • 睡眠を十分にとり、ストレスをためないようにする
  • 立ち上がるときなどはゆっくりとした動作を心がける
  • きつめの着圧タイツやストッキングをはき、下半身の血流が増えるのを防ぐ
  • 1日15分〜30分程度、体操やウォーキングなどの軽い運動で血液循環を良くする

このように、基本的には、規則正しい生活を送り、血流を改善することが立ちくらみの予防になります。
こういった方法を試しても改善しない場合は、昇圧剤(血圧を上げる薬)が投与されたり、自律神経の影響で起こるものであれば、自律神経調整剤や抗不安剤などが投与されることもあります。

(参考:http://cl-tanaka.com/topics/shinkei/立ちくらみ.html)
http://www.miyake-naika.or.jp/03_katei/otona_tatikurami.html

ただの立ちくらみと侮らないことが大切!

立ちくらみは、「じきに治る」「少し疲れているだけだ」などと軽視されやすいですが、体調不良や病気のサインであることもあります。
特に、糖尿病患者さんの場合には、合併症が進行し、自律神経が障害されている可能性も考えられるので、ただの立ちくらみと侮らないことが大切です。

自律神経が障害されている場合には、立ちくらみ以外にも「だるい」「朝が辛い」などの症状がでることもあります。
そのような症状では、周囲の人には怠けていると誤解されることもあるでしょう。
しかし、自分を責めたり我慢したりせずに、早めに医師に相談するようにしましょう。

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