睡眠不足は女性の大敵? 2型糖尿病リスクやその他の悪影響も

睡眠不足や睡眠障害と糖尿病の関係って?

糖尿病患者の約95%を占めるといわれている2型糖尿病。実は睡眠不足がこの病気に大きな影響を及ぼしているといわれています。

そもそも糖尿病とは血液中のブドウ糖、すなわち血糖の量が過剰になってしまう病気です。通常、血糖値はすい臓から分泌されるインスリンというホルモンによって調整されますが、ホルモンバランスが崩れると血糖値の上昇を抑制することができず、高血糖、つまり糖尿病につながるといわれています。睡眠不足は、このホルモンバランスの乱れを引き起こします。

実は睡眠不足以外にも、糖尿病と睡眠には深い関係があります
2016年にDiabetologiaで、睡眠障害のある女性は、2型糖尿病のリスクが高くなるという調査結果が発表されました。睡眠障害には、睡眠不足をはじめ、入眠困難や中途覚醒、睡眠時無呼吸症候群など、様々な種類があります。そして学会の調査では、睡眠にまつわる問題が1つある女性はない女性にくらべて45%も2型糖尿病の発症リスクが高くなりました。さらに、睡眠問題が2つある女性は2倍、3つの女性は3倍といったように、睡眠障害の問題が増えるのと比例して2型糖尿病のリスクは高まっていったのです。

睡眠不足が招く生活習慣病

睡眠障害が私たちの体にもたらす悪影響は、糖尿病だけではありません。睡眠というのは、1日の疲れを癒やし、傷ついた体を修復する時間。そのため、睡眠が十分にとれていないと、血管の損傷がきちんと修復されないので、動脈硬化をもたらす可能性があるといわれているのです。

また、睡眠時無呼吸症候群という睡眠障害をもつ方は、夜間に呼吸が止まることで、代謝異常や低酸素血症、交感神経の緊張状態など、生活習慣病の前兆のような症状になり、数年後に、高血圧や心不全などになる可能性が高まってしまいます。睡眠不足はもちろん、なかなか眠れない、いびきをかいてしまうなど、睡眠に関する悩みがある糖尿病患者さんは、食事療法や運動療法と並行して、睡眠障害の改善も目指すと、糖尿病改善につながるかもしれません。

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