痛風ってどんな病気?糖尿病の共通点とは

「痛風」という病気は比較的よく耳にする言葉かもしれません。痛風と糖尿病にはいくつか共通点があります。

今回は「痛風」という病気について、また、痛風と糖尿病の共通点などについて解説していきます。

「痛風」って?

痛風とは、血液中に尿酸が溜まり(尿酸値が高い状態が続くことを「高尿酸血症」と言います)、それが体内で針状の結晶となることで、激しい痛みを伴う関節炎を引き起こす病気です。多くのケースで見られる症状が、足の親指の付け根の腫れ。腫れとともに、耐え難いほどの激しい痛みが生じます。症状が悪化すると、腎臓や血管など、全身に悪影響を及ぼすこともあります。

痛風は30~50代の男性に多い病気ですが、最近では20代の若者、また女性にも増えていると言われています。

<痛風の原因例>

  • 「プリン体」の摂り過ぎ
  • アルコールの摂り過ぎ
  • 肥満
  • ストレス
  • 運動不足
  • 遺伝  など

痛風と聞くと、「プリン体」という言葉をイメージする人も少なくないかもしれません。これは、尿酸が体内の「プリン体」から作られるためです。

また、痛風は一時期、食べ過ぎ飲み過ぎによる「ぜいたく病」と呼ばれることもありましたが、最近の研究ではストレスや遺伝的要素も発症原因になることが明らかになっています。

痛風と糖尿病の共通点、糖尿病との関係

痛風は尿酸値が高い状態が続くこと(高尿酸血症)で発症し、糖尿病は血糖値が高いことで発症する病気です。この二つの病気には、適切な治療をしないで放っておくと、血管が硬くもろくなってしまう「動脈硬化」の合併症が怖いという共通点があります。

さらに、痛風の患者さんは糖尿病だけでなく、高血圧、脂質異常症などの他の生活習慣病を合併しているケースが多くあります。これらの生活習慣病もまた、「動脈硬化」の合併症を発症するリスクを持っていて、相乗的に心不全や脳血管疾患など命に関わる重大な疾患を引き起こす危険性を高めてしまいます。

また、痛風は先述の通り、プリン体の摂り過ぎやアルコール飲料の飲み過ぎ、肥満、運動不足、ストレスなどが原因です。これらの原因は糖尿病の発症要因でもあるため、痛風と糖尿病は併発しやすいとも言えます。

痛風の予防法&治療法は、糖尿病と同じく「生活習慣の改善」

痛風を予防、治療するためには、食生活や運動習慣を見直し、ストレスをためないなどの基本的な生活習慣の改善が大切です。このことは糖尿病を予防や治療にもつながります。

また、特に痛風予防のためには、プリン体を多く含む食べ物の摂り過ぎに注意すること。プリン体を多く含む食べ物は次の通りです。

<プリン体の多い食べ物>

  • 鶏肉、豚肉、牛肉のレバー
  • まいわし
  • 大正エビ
  • あん肝
  • さんま、まあじの干物
  • かつお
  • ビール
  • 干ししいたけ  など

また、野菜や海藻類を多く摂ると尿酸が結晶化しづらくなるため、積極的に食べましょう。さらに、水分を多く摂ることで尿量が増えて、尿と一緒に尿酸が排せつされやすくなるため、水分補給をしっかりと行うことも大切です。

糖尿病と同じく、痛風も定期的な検診を欠かさずに

糖尿病と同じような原因を持ち、合併症が怖い痛風。どんな病気にも言えますが、早めの対処が肝。毎年、健康診断を欠かさずに受け、尿酸値や血糖値が高い場合にはきちんと精密検査を受けて、医師の指導や治療方針の下、すぐに生活習慣の見直しを始めましょう。

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