梅雨時期でも運動できる!水中ウォーキングのススメ

水中ウォーキングのメリットとは?

水中ウォーキングとはその名の通り、プールなどで水の中を歩く運動です。水泳とは異なり息継ぎや泳法などの難しい技術が不要なので、誰でも気軽に楽しむことができます。一般的に、陸上でのウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、糖尿病のほか生活習慣病の予防・改善に効果的だとされますが、水中ウォーキングも、そんな有酸素運動の一つ。水中で行うことにより、以下のメリットもあると言われています。

(1)ひざや腰への負担が少ない

これまで運動習慣のなかった人や肥満体型の人が急に運動を始めると、関節や筋肉に急激に負担がかかり、足腰を痛めてしまうことがあります。一方、水中ウォーキングでは水の浮力が働くので、陸上に比べると、足裏にかかる体重が軽くなり、ひざや腰への負担を軽減することができると言われています。そのため、陸上での運動で腰や膝などを痛めた場合、肥満体型のため、陸上での運動では足腰への負担が大きいという場合などに勧められることの多いスポーツです。

(2)エネルギー消費量が多い

水中で水の抵抗を受けて体を動かす場合、その抵抗力は陸上の約10~40倍に上るとも言われています。その分、運動量が増え、エネルギー消費量も多くなります。また室内プールの水温は27℃〜30℃に設定されている場合が多いのですが、人間の体温は37℃前後。人間には体温を一定に維持しようとする機能があるため、水中の温度が体温より低いと、体温を維持しようとしてエネルギー消費量が増加するとされています。

(3)心肺機能の向上が期待できる

一定の水圧を受ける水中では、陸上と比べ肺の気圧が0.03~0.05減少し、肺活量も減少します。そのため自然に腹式呼吸となり呼吸筋を強化することができ、少ない肺活量で無理なく運動することで、心肺機能を鍛えることができると言われています。

糖尿病患者さんに運動療法が必要な理由とは?

糖尿病患者さんにとって運動療法は、食事療法や薬物療法と併せて、治療の柱とされていますが、これは運動をすると血中のブドウ糖がエネルギー源として使われ、血糖を下げる効果があるためです。また、運動を継続すると筋肉量が増えて、ブドウ糖や脂肪をエネルギーに変える機能が向上するため、血糖コントロールに効果的だと考えられています。

適度な運動は血糖値を下げるだけではなく、肥満の解消や、動脈硬化の予防、血行促進、心肺機能の強化、ストレス発散などの効果もあります。

糖尿病の予防や改善にも効果的だとされる運動療法ですが、重篤な合併症がある患者さんや、血糖コントロールが不安定な人が自己判断で運動をすると、かえって病状が悪化したり、低血糖や高血糖を招き、逆効果となる場合もあります。そのため、糖尿病患者さんや予備群の人が運動をする場合は、運動の可否や自分に適した運動内容について、必ず主治医に相談し、その指導のもと無理のないように行うことが必要となります。

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