歯周病が認知症のリスクを高める可能性。積極的な対策を

歯周病の予防が大切

上記の研究を紹介している国立長寿医療研究センターのページでは、この研究の結果を受けて「歯周病は治療可能な疾患であるため、ADの発症または進行の遅延に効果があるかもしれません」と、歯周病の治療や予防の重要性を示唆しています。

歯周病を予防するためには、日頃の歯の磨き方や、口腔内の状態に注意をはらうことが大切です。

効果的な口腔ケアの方法としては、以下の方法と手順が有効だといわれています。

1.フロスを使って、歯の間の汚れを落とす。
2.歯の表面についている歯垢を歯ブラシで落とす。
3.歯垢が形成を抑えるために、デンタルリンスを使って歯の殺菌コーティングをする。

歯ブラシを使うだけでは、必要な場所が磨けていない可能性があります。フロスやデンタルリンスを使って、入念に歯を磨きましょう。

歯周病は、ある程度まで進行しないと痛みや違和感を感じにくく、発症に気がつきにくい症状です。「歯間乳頭(歯と歯の間の歯肉)が腫れていないかどうか」「炎症して歯茎の色が赤っぽくなっていないか」「歯磨きをした後で出血していないか」などのポイントをチェックして、早期発見ができるように注意しましょう。

認知症を防ぐには、糖尿病の予防や適度な運動の継続が大切だと考えられています。しかし今回の研究によって、歯周病の対策も、認知症の予防に関わっている可能性が出てきました。

歯周病の予防と治療は、その他のさまざまな症状のリスク低下にもつながります。重要な対策の1つとして、充分な口腔ケアを行いましょう。

参照・参考
口腔疾患研究部の松下健二部長らのグループが、歯周病がアルツハイマー病の危険因子となる可能性についての論文を発表しました | 国立長寿医療研究センター
Periodontitis induced by bacterial infection exacerbates features of Alzheimer’s disease in transgenic mice | npj Aging and Mechanisms of Disease
歯周病|お役立ち情報|サンスター

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