糖尿病コラム

暑い夏を乗り切る、おすすめ夏バテ防止法5選

夏がやってくると、体が重くだるかったり、食欲がなくなってしまったり、熱っぽくなったりなど、そんな“夏バテ”の症状を誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。


今回は、そもそも“夏バテ”とは何か、その原因や防止法に迫ります。


“夏バテ”とは、夏の暑さによる自律神経の乱れから起こる体の不調

夏に起こる体調不良を総称して“夏バテ”と呼びますが、おもに暑さによって「自律神経が乱れてしまうこと」によって起こります。
自律神経は、交感神経と副交感神経がバランスを取り、意志とは関係なく、私たちの体の機能を調整してくれている大切な神経系です。


◎自律神経のおもな働き
  • 心臓の動きを高める、抑える
  • 体温を上げる、下げる
  • 血圧を上げる、下げる
  • 消化・排せつを促す、抑制する など。

自律神経が乱れると、全身の倦怠感・疲労感、思考力低下、食欲不振、便秘・下痢などの症状が出ます。
ときには、発熱、頭痛、めまいなどが起こることもあります。


なぜ夏は自律神経が乱れやすい?

自律神経が乱れる原因は、不規則な生活やストレス、ホルモンバランスの乱れなどさまざまありますが、夏に自律神経が乱れやすいのは、おもに気温の変化によるものです。


冷房のきいた室内と暑い屋外の行き来が増え、自律神経は何度も体温や発汗の調節をしなければならなくなります。
すると、自律神経が言わば「過労」状態となってしまって、バランスを崩してしまうのです。
また、冷たい飲み物や食べ物ばかりをとっていると、胃腸の働きが低下し、自律神経を酷使してしまうため夏バテになることがあります。


今日からできる、5つの夏バテ防止法を紹介!

夏バテ防止には、自律神経を乱さないこと!
では、そのために今すぐできる夏バテ防止策を紹介します。


1.冷房の温度は28度程度に。羽織りものやストールなどをうまく使って調整を。

室内外の気温差は、夏バテの大敵。冷房の設定温度は28度程度とし、除湿機能や扇風機を使って体感温度を調整しましょう。
また冷房が調整できない場合には、羽織りものやストールなどを常に持ち歩き、体を冷やさないように注意しましょう。


2.安眠グッズを取り入れて、良質な睡眠を

暑さで寝苦しく、快眠できないことも自律神経を乱す一因になります。
かと言って一晩中冷房をかけているのもNG。
冷房や扇風機を使う場合には必ずタイマーをセットしましょう。
また、風通しの良い竹シーツや、ひんやりと感じる冷感枕などの安眠グッズをうまく取り入れて、心地よく眠れるよう寝具も工夫しましょう。


3.冷たい飲み物はなるべく避けて!常温か温かい飲み物を

暑い夏は冷たいアイスコーヒーや清涼飲料水がよりおいしく感じられ、またこまめな水分補給も必要ですが、胃腸を冷やしてしまうので夏バテ対策にはおすすめできません。
できれば、常温か温かい飲み物での水分補給を心がけましょう。


4.良質なたんぱく質、ビタミン・ミネラルを補給!塩分不足にも注意

特に夏バテに効く栄養素として挙げられるのが、ビタミンB1。
ビタミンB1には代謝を促したり、疲労回復効果があり、夏バテ対策には欠かせません。
ビタミンB1 や良質なたんぱく質も含まれ滋養のある、うなぎや豚肉などが夏バテ防止のおすすめ食材です。
また、汗をかいて失われた塩分も上手に補いましょう。
市販の熱中症対策用の飲み物などを利用するのも良いでしょう。


5.適度な運動や半身浴で上手に汗をかいて、自律神経を安定

暑いからと言って、冷房のきいた部屋ばかりにいて動かず汗をかかないと、自律神経による体温調節機能が弱まってしまいます。
気温の下がった夕方にウォーキングをしたり、ぬるめの半身浴でじっくり汗をかきましょう。
本来の体の機能を取り戻すことが大切です。


夏バテ対策万全に、夏を楽しもう!

梅雨明けの頃から、残暑が続く9月頃まで、夏バテに注意しなければならない期間は長く続きます。
夏バテで、楽しい夏のレジャーや旅行を楽しめなくなってしまうなんてことのないようにしっかりと夏バテ対策を行って、夏を満喫しましょう。

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