糖尿病の症状

辛い口内炎。糖尿病患者さんはなりやすく、治りづらい。治療法や予防法は?

体調を崩したりするとできやすい口内炎。食べるのも辛い、飲むのも辛い・・・なんて状態を経験したことがある人も多いはず。
口内炎は誰にでも起こることですが、特に糖尿病患者さんは免疫力が低下している場合が多いため、口内炎を起こしやすく、また治りづらいと言われています。

ここでは、口内炎の原因や治療法、予防法について見ていきたいと思います。


口内炎の原因はさまざま

口内炎とは、口の中の粘膜や舌に起こる炎症のこと。赤く腫れてしまったり、水泡ができたり、粘膜がえぐれてしまったり・・・口内炎が起こる場所や炎症の度合いにもよりますが、痛みがあり、特に熱いものや塩気のある刺激物を飲んだり食べたりすることや歯みがきなどが辛くなることも多いものです。

口内炎の原因はさまざま。複合的な原因が重なって起こることもあります。


<口内炎の主な原因>

・口の中の傷から
口の中を噛んでしまったり、熱いスープを飲む、硬い煎餅を食べるなど、口の中を傷つけてしまうことは日常的にたくさんあります。そんなときにできてしまった傷から口内炎となってしまうことがあります。

・栄養不足、睡眠不足、ストレス
 肌荒れと同じように、栄養不足、睡眠不足、ストレスなどが原因で口内炎が起こることもあります。栄養素としては、特にビタミンAやビタミンB群が不足するとできやすいと言われています。

・ウイルスなどに感染(ヘルペスウイルス、カンジダ菌など)
 子どもや高齢者、糖尿病患者さんなど、免疫力が弱い人は、ウイルスに感染しやすく、口内炎になりやすい傾向にあります。発熱などを伴うこともあります。


~こんな口内炎には注意~
口内炎の範囲が広い、白いブツブツがたくさんできる、1~2週間程度経っても治らない、治ってもすぐ再発し何度も繰り返す、などの場合は、ベーチェット病など他の病気の可能性もあります。早めに病院で診察を受けましょう。


また、糖尿病患者さんは免疫力が低下しているため、他の感染症にかかりやすいのと同様に、口内炎にもかかりやすいと言われています。また、血糖コントロールが悪いと炎症の治りも遅くなってしまうので、食事療法や運動療法など、糖尿病の基本治療をしっかりと行うことが大切です。


口内炎になってしまったら・・・

一刻も早く治したい口内炎。香辛料や熱々の飲み物、たばこやアルコールなどの刺激物は避け、なるべく刺激を与えないようにしましょう。また、口の中を清潔に保つことも大切です。歯みがきは患部を避け、口はよくすすぐようにしましょう。

市販の口内炎薬を使うこともおすすめ。飲み薬や塗り薬など、さまざまなタイプがあるので薬剤師さんに相談すると良いでしょう。また、栄養素を補うサプリメントなどを利用するのも一つの手です。
ただし、なかなか治らない、痛みが酷い場合には病院で診てもらった方が安心です。


口内炎を予防するには?

・栄養バランスの良い食事を
 皮膚や粘膜を作るたんぱく質や、新陳代謝を高めるビタミンB群、皮膚や粘膜の働きを正常に保つビタミンAやビタミンCを積極的に摂りましょう。

・質の良い睡眠とストレス解消
 皮膚や粘膜の新陳代謝は、睡眠時に活発に行われると言われています。夜更かしや不規則な生活は避けましょう。質の良い睡眠はストレス解消や疲労回復にも役立ち、口内炎の予防につながります。

・毎食後に歯みがき、うがい
 歯みがき、うがいは虫歯予防以外に口内炎予防にも役立ちます。常に口の中の清潔を保つようにしましょう。ただし、歯みがきのときに力を入れ過ぎて傷を作らないようにしましょう。口内炎ができやすい人は、柔らかめの歯ブラシがおすすめ。うがいは塩水で行うとより効果的(コップ1杯に塩小さじ1/2程度)です。


規則正しい生活を送り、口内を清潔に

口内炎は多くの場合、痛みがあって辛いもの。規則正しい生活を送り、口内を清潔に保つことで、日頃から口内炎の予防に努めましょう。

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