[糖尿病ニュース]専門医と非専門医でどう違う?医師への糖尿病治療に関するアンケート
株式会社インテージは2型糖尿病治療を行っている医師を対象に「2型糖尿病の治療に関するアンケート」調査を実施しました。
この調査は、糖尿病の専門医86名と非専門医114を対象としてインターネット上で行われたものです。
アンケートの結果、専門医と非専門医の回答に最も差があったのは、「新しい作用機序の薬剤を早く使ってみたい」で、専門医は45.3%、非専門医では18.4%でした。次いで「糖尿病治療の際には、合併症のコントロールがより重要である」(専門医:65.1%、非専門医:40.4%)、「患者さんの状態に合わせた薬剤選択が的確にできているか不安になることがある」(専門医:20.9%、非専門医:44.7%)となりました。
また、合併症に関する検査の実施状況については、専門医も非専門医もほとんど全ての医師がHbA1c値の測定を行っていると答えました。しかし、その他の検査項目については、尿中アルブミン値の測定(専門医:41.9%、非専門医:21.1%)、眼底検査(専門医:51.2%、非専門医:16.7%)、アキレス腱反射・振動覚の検査(専門医:25.6%、非専門医:2.6%)で、専門医の方がより多く検査を実施しているという結果になりました。
また、製薬会社の薬剤については、非専門医の多くが「患者さんの治療を第一に考えた説明」を期待している一方で、実際にそのような説明を受けていると答えた医師は7.9%に留まりました。医師の期待と、実際の説明への評価が大きく離れた結果となっています。
詳しくは株式会社インテージのプレスリリースを御覧ください。