世界中に糖尿病の人ってどのくらいいるの?

日本で生活していると、日本人の糖尿病患者がかなり多いという話はよく耳にすると思います。
では、世界中で見ると糖尿病患者はどのくらいいるのか、ご存知ですか?
実は、世界の糖尿病患者数は現在、爆発的に増え続けているのです。

2015年、世界糖尿病デーに合わせて国際糖尿病連合(IDF)が発表したデータによると、2015年時点で、糖尿病有病者数は4億1,500万人(有病率 8.8%)に上るとのこと。
有効な対策を施さないと、2040年までに6億4,200万に増加するという予測も出ています。
また、世界の糖尿病患者の人口が多い国トップ10も同時に発表されました。

世界糖尿病

圧倒的に多いのは中国、そのあとにインド、米国が続きます。
このあたりは国の人口そのものが多いからということも理由の一つとして挙げられそうですが、9位には日本もランクイン。
糖尿病予備群とも言われる耐糖能異常の人口が糖尿病患者の2倍以上いるのが特徴的です。

また、IDFは世界を7つの地域に分けて、地域ごとの糖尿病患者数も発表していますが、この中で最大の患者数なのが中国・日本・インドネシアを含む西太平洋地域。1億6000万人もの患者がいるとされています(有病率8.8%)。
しかし、有病率が一番高いのは中東・北アフリカ地域の10.7%。
さらに、糖尿病有病者の約80%が低・中所得の国に集中しているため、糖尿病に対する「豊かな先進国に多い疾患」というイメージが間違っていることが統計的に明らかになっています。

特に途上国で問題となっているのが、糖尿病患者の半数が「自分は糖尿病である」という自覚を持っていないことです。
糖尿病は、食事や運動など、自分で病気のことをきちんと理解して生活習慣を見直すことが大切な治療の一つ。
自分が糖尿病であることを知らなければ、合併症を予防することができません。
このことが、糖尿病の死亡率を上げる大きな原因となっています。
調査が行われた2015年には、500万人以上が糖尿病によって亡くなりました。実に、6秒に1人が糖尿病のために亡くなっている計算になるのです。

世界保健機関(WHO)は4つの非感染性疾患(心血管疾患、糖尿病、がん、慢性呼吸器疾患)と4つの共通する危険因子(喫煙、運動不足、不健康な食事、過度の飲酒)の予防と管理のためのパートナーシップとして、2008年-2013年 行動計画を策定しました。

今回の調査の結果も踏まえて、糖尿病という病気のことを知る人が増え、それによって適切な治療を受けられる人が増えることを願います。

参照・参考
世界保健機構(WHO)|2008年~2013年 行動計画 非感染性疾病への予防と管理に関するグローバル戦略
非感染性疾患(Non-Communicable Diseases, NCDs)

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