世界中で糖尿病患者が急増!?近い将来10人に1人は糖尿病に

日本では「国民病」とまで言われるようになった糖尿病。世界各国を見ても糖尿病患者が急増していることをご存じでしょうか?
サンスター社の「糖尿病とうまくつきあう ~(図解)数字で知る、自分だけじゃない糖尿病~」によると、世界の糖尿病患者数は次のように増加すると推定されています。

 2013年 糖尿病患者 およそ3億8200万人 (100人に8.35人)
 ↓
 2035年 糖尿病患者 およそ5億9200万人 (100人に10.1人)
糖尿病事情2

なんと22年間で55%も糖尿病患者が爆発的に増えると言われているのです。
これは一体何が原因なのでしょうか。
世界の地域別の増加率などを踏まえて見ていきましょう。

糖尿病は先進国特有の病気ではない!アフリカ、東南アジアで激増傾向

糖尿病事情

糖尿病は、食が豊富な先進国特有の病気であると思われがちですが、実はアフリカや東南アジアなど発展途上国における患者数の増加率が著しく高くなっています
図から分かる通り、世界中すべての地域で増加していますが、特にアフリカでは今後22年間に約2倍に激増する見込み。
恐ろしいスピードで糖尿病患者数は増え続けているのです。

途上国での糖尿病増加の主な原因は、

 ・急速な都市化(デスクワークの増加による運動不足など)
 ・食生活の変化による肥満の増加
 ・インスリン等の薬の不足
 ・糖尿病発見の遅れ、治療の遅れ

などが挙げられます。
特に、途上国では糖尿病患者であるにも関わらず、自分が糖尿病であることを知らない人が約半数程度に上ると言われています。
治療が遅れれば合併症などを発症して死亡率も上がってしまいます。

また、これらの地域では糖尿病治療における教育が整っていないことも問題となっています。
糖尿病は医師の指導・教育の下、普段の生活の中でコントロールしていくことが重要ですが、医療費が払えない、糖尿病教育のサービスが周知されていない、医師や看護師自身の糖尿病教育が満足でない、といった理由で適切な治療が行えていないという現状もあるのです。

糖尿病に対する世界的な取り組み「世界糖尿病デー」

2013年には510万人もの人が糖尿病で死亡、なんと6秒に1人が糖尿病で亡くなっている計算になります。また、糖尿病による経済的損失は、総支出の11%に相当する54兆8,000億円(5,480億ドル)に上ると言われています。

以前から世界でもこの状況が危惧され、1991年に国際糖尿病連合(IDF)と世界保健機関(WHO)により、世界糖尿病デー」(毎年11月14日)のキャンペーンが制定され、2007年には国連決議で採択されて正式な国連デーとなりました。IDFでは主に「糖尿病教育と予防」をテーマに活動を行っており、WHOではNCD(※)の予防と管理において「運動不足の解消」、「有害な喫煙や飲酒の抑制」、「必要な医薬品を入手できるように社会整備を進める」などの具体策を掲げて、世界的な取り組みとして活動を進めています。
 ※NCD・・・非感染性疾患(心血管疾患、がん、糖尿病、慢性呼吸器疾患などの生活習慣の改善により予防可能な疾患のこと)

増え続ける糖尿病。自己管理が大切、正しい知識と正しい生活習慣を

今回見てきたように、糖尿病は世界中で今後さらに増加の一途をたどると考えられています。
しかし糖尿病は「生活習慣病」とも言われるように、日々の生活習慣の改善で予防が可能な病気です。
食事や運動など、正しい知識を身につけて毎日継続して実践していくことが大切です。

また、糖尿病は初期には自覚症状が分かりづらい病気でもあります。決して他人事とは思わずに、年に一度は定期健診も忘れずに受けるようにしましょう。

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