糖尿病コラム

暑い夏は特に要注意!「ペットボトル症候群」とは?

「ペットボトル症候群」という言葉をご存じでしょうか。


「ペットボトル症候群」とは、清涼飲料水やスポーツドリンクなどを大量に飲み続けることによって起こる「急性糖尿病」のことを言います。
20~30代の若者に多く発症しますが、最近では40~50代の中年世代にも発症者が増えているようです。


今回は、「ペットボトル症候群」について詳しく見ていきましょう。


「のどが渇いたら清涼飲料水」は危険!

のどが渇いたとき、手軽に飲めておいしい清涼飲料水やスポーツドリンクは、コンビニや自動販売機などでどこでもすぐに買えて便利なものです。


特に暑い夏は、たくさん汗をかき水分が失われるため、1日にペットボトル何本も清涼飲料水を飲んでしまう人がいるようです。


爽やかな飲み口の清涼飲料水であっても、非常に多くの糖分を含んでいるものがあり、それらを知らず知らずのうちに大量に摂取してしまうことによって、急性の糖尿病になってしまうことがあるのです。


糖分がたくさん含まれた清涼飲料水を大量に飲むと、血糖値が上がり、血糖値が上がるとのどが渇くため、さらに水分を清涼飲料水で摂るという悪循環に陥ってしまうことも「ペットボトル症候群」の特徴です。
普段から清涼飲料水を水代わりに飲んでいるという人は要注意です。


人気の清涼飲料水 に含まれる糖分はどのくらい?

定番のペットボトルの清涼飲料水にはどのくらいの糖分が含まれているのでしょうか。
成分表示では「炭水化物」と記載されていることが多いですが、そのほとんどが糖分です。
人気の清涼飲料水のおよその糖分量を、角砂糖(1個3~4g)の個数に概算してみました。


キャプチャ

※ジョージア エメラルドマウンテンブレンドのみ280ml

各公式サイトより抜粋(2014年7月現在)


WHOが新指針。一日の糖分摂取目安量は、25g程度

世界保健機関(WHO)は2014年3月5日、一日あたりの糖分摂取量は小さじ6杯程度(25g)までにすべきという新しいガイドライン案を公開しています。


上で見た清涼飲料水の多くはペットボトル1本でも優に超えてしまいます。
他にもお菓子などを食べる場合が多いこと考えると、一日25gという量を守るのは結構厳しいことと言えるかもしれません。
しかし、これがWHOが新たに示した肥満や糖尿病などを防ぐための健康指針なのです。


水分補給は、カフェインレスのお茶やミネラルウォーターを

のどが渇いて水分補給をするときには、糖分の多い清涼飲料水はなるべく避けましょう。
利尿作用のあるカフェインを含むコーヒーや紅茶なども水分補給には向きません。
カフェインレスのお茶やミネラルウォーターなどでの水分補給がおすすめです。


「糖尿病は若いから関係ない」などとは思わずに、若くても「ペットボトル症候群」による急性糖尿病になってしまう可能性があることを理解し、日頃から糖分の多い清涼飲料水の飲み過ぎには十分に注意しましょう。

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