糖尿病コラム

ほてりが糖尿病のサイン!? 異変を見逃さずに早期発見


糖尿病で顔がほてる!?

糖尿病による「ほてり」の症状については、糖尿病の合併症の一つである神経障害を原因として起きると言われています。

つまり、インスリンの分泌不足や作用低下により高血糖の状態が長く続いてしまうと、神経細胞にソルビトールという物質が過剰に蓄積され、神経障害を引き起こします。これにより、さまざまな感覚異常が生じますが、比較的早い段階に現れるのが「ほてり」です。

放置されやすい糖尿病による感覚異常

糖尿病の神経障害により生じる「ほてり」ですが、高血糖状態が続くことで症状が悪化すると、手足のしびれや冷え、痛み、便秘や下痢、立ちくらみ、勃起障害といった症状が現れるようになります。

一般的に、ほてりは、運動や日焼け、緊張などによっても生じるため、ほてりを感じても軽く見過ごされがちです。さらに進んで、手足のしびれや痛みに進行した場合にも、平均して2年近く経ってから、ようやく医師に相談するようになるとの調査結果も出されています。糖尿病による感覚異常が生じる多くのケースで、症状が自覚されるようになってから、しばらく放置期間があるというのが現状のようです。

しかし、糖尿病による感覚異常は、症状が進行するにつれて痛みに対する感覚が鈍くなってしまい、心筋梗塞や狭心症になっても気がつかない「無痛性心筋虚血」など、突然死にもつながる可能性なあります。

後になればなるほど、重症化しやすい糖尿病の症状においては、早期発見・早期治療がカギとなります。

運動後や緊張する場面でもないのに「ほてり」を感じるような場合には、ただのほてりと見過ごさず、早めに医師の診断を受けるなど、普段の体調管理のバロメーターとしてみてください。

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