寝汗がひどい…それは「夜間低血糖」が原因かも!?

睡眠時間は十分なはずなのに、朝に疲れが取れておらず日中も慢性的に眠い、寝ているときに寝汗でびっしょり、悪夢をよく見る・・・などの症状はありませんか?
疲れや寝汗などは、健康な人でも起こり得るので軽視しがちですが、これらは寝ている間に血糖値が急激に下がってしまう「夜間低血糖」が原因かもしれません。

ここでは「夜間低血糖」について見ていきましょう。

糖尿病患者さんは低血糖になりやすい

夜間低血糖は健康な人でも起こることがありますが、糖尿病患者さんの場合はより起こりやすい状態にあると言えます。特にインスリン療法を行っている場合には、食事量や運動量などに対して、インスリンが多すぎて必要以上に血糖値を下げてしまうことがあります。この場合昼夜に関わらず、発汗や震え、吐き気、空腹感、眠気、めまいなどの低血糖の症状が起こります。

インスリン療法を行っている糖尿病患者さんで、寝汗をよくかく、疲れが取れないなどの症状がある場合には夜間低血糖を疑い、早めに医師に相談するようにしましょう。

夜間低血糖の他の原因は?お酒は控えめに。食後高血糖を防いで

糖尿病であってもなくても、夜間低血糖に陥ることはあります。寝ている間に何らかの原因で血糖値が急激に下がると、そのストレスに対抗すべく「アドレナリン」「コルチゾール」といったホルモンが分泌されます。これらのホルモンは交感神経を活発化させ、寝ている間に興奮状態となって寝汗、悪夢、歯ぎしりといった症状となって現れるのです。

この夜間低血糖の原因の一つとして、糖尿病のインスリン薬など以外で考えられているのがアルコール。十分な食事を摂らずにアルコールを摂取し続けると、低血糖になりやすくなるのです。アルコールは、寝入りは良くなるかもしれませんが、眠り自体を浅くし、睡眠の質を悪化させます。この状態では寝汗をかきやすく、さらに利尿作用も高まることで体の水分が失われ、血液がドロドロになりやすくなって脳梗塞や心疾患などの病気を起こしやすくなるとも言われています。

また夜間低血糖は、1日を通して血糖値が乱高下している人に多く見受けられます。特に夕食後に血糖値を急激に上げてしまう(食後高血糖)と、それに対応すべくインスリンが過剰に分泌されて、その結果、血糖値が下がり過ぎて夜間低血糖を引き起こしてしまうのです。

夜間低血糖を防ぐ!血糖値を乱高下させない食事法

つまり、食後の血糖値が上がり過ぎることがなければ下がり過ぎることは考えづらい、ということ。したがって夜間低血糖を防ぐためには、食後高血糖を防ぐことが大切です。

<食後高血糖を防ぐには>

  • ごはん、肉、野菜ならば、野菜から食べ始めるようにする。野菜の食物繊維が血糖値に上昇を穏やかにしてくれる。
  • ゆっくりよく噛んで食べる。
  • 炭水化物を摂り過ぎない。(ごはん、パン、麺、いも類など)
  • 血糖値を上げづらい食品(白米より玄米、食パンよりライ麦パンなど)を選ぶようにする。
  • 食後にウォーキングなどの軽い運動を30分程度行う。
  • 大さじ1杯のお酢を食事と一緒に摂る。

寝汗、歯ぎしり、疲労感など、睡眠で気になることがあれば、早めに医師に相談を

ストレスなどによって睡眠の質が低下することは、誰でも起こります。しかし、寝汗や歯ぎしりが酷い、疲労感が続くなどの場合には夜間低血糖を起こしている可能性や、他の病気(更年期障害、ホルモン異常、自律神経異常など)が潜んでいることも考えられます。

気になることがある場合には、早めに医師の診察を受けてくださいね。

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