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【医師監修】気づきにくい糖尿病のリスク「食後高血糖」に備える75g経口ブドウ糖負荷試験

食後高血糖を判断できる75g経口ブドウ糖負荷試験

75g経口ブドウ糖負荷試験は必ずやるものではありませんが、食後高血糖を正確に判断する必要性が高い場合に用いられることがあります。この検査では10時間以上食事を絶った後、空腹のまま血液検査を行います。さらに75gのブドウ糖が入ったソーダ水を飲み、30分、60分、90分、120分の間隔で採血を行って、血糖値の変化を測ります。

75g経口ブドウ糖負荷試験による空腹時血糖値と2時間値(ブドウ糖を飲んでから2時間の血糖値)にもとづいて、糖尿病と診断される場合があります。

例えば、糖尿病に関する情報を提供している国立国際医療研究センター 糖尿病情報センターの公式ウェブサイトに掲載されている54歳女性のケースでは、健康診断では空腹時血糖値が115mg/dl、HbA1cは6.5%で、糖尿病かどうかの明確な判断はできませんでした。そのため後日病院で75g経口ブドウ糖負荷試験を行ったところ、空腹時血糖値は110mg/dlで、2時間値が285mg/dlと高い値だったために、糖尿病と診断されました。この例のように、75g経口ブドウ糖負荷試験による2時間値が200mg/dl以上の場合は、糖尿病と診断されます。

紹介した例のように、健康診断で糖尿病だと判断されなくても、75g経口ブドウ糖負荷試験で食後の血糖値を測ったところ、糖尿病に該当するほどの食後高血糖だと診断される場合があります。
糖尿病の判断に用いられる検査には、他にも「グリコアルブミン」や「1.5-AG」と呼ばれるものがあります。グリコアルブミンは検査した時から過去1ヵ月のHbA1cと相関し、特に直近の2週間とは相関しやすいという特徴があります。そして1.5-AGは過去数日間のHbA1cに相関するという特徴があります。このように特徴の違う検査を利用すると、より正確に糖尿病の診断ができます。

早い段階で自分の体の状態を把握し、適切な対策を行うことで、糖尿病の進行や合併症の発症といったリスクを回避できる可能性が高くなります。食後高血糖による隠れ糖尿病の可能性があることも意識して、細かい検査を行うことが大切です。

参照・参考
糖尿病は早く見つけましょう | 糖尿病情報センター
糖尿病と関連する検査 | 糖尿病情報センター
食後高血糖 | e-ヘルスネット 情報提供
高血糖 | e-ヘルスネット 情報提供

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