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【医師監修】食欲が出ない…神経障害の一種、「胃不全麻痺」とは?

「胃不全麻痺」とは?

糖尿病神経障害による影響は、内臓を司る神経にも及びます。「胃不全麻痺」はこの神経障害による症状のひとつです。内臓を司る迷走神経の働きが阻害され、胃のぜん動が低下して、胃の内容物が次の消化プロセスへうまく排出されなくなる状態をさします。その結果、食欲不振や吐き気、嘔吐、胸やけなどの症状をきたします。何カ月にもわかって嘔吐が続くこともあります。

また、摂取した食べ物が胃から排出されないと消化のプロセスが進まないため、栄養が吸収されるまでに時間がかかります。その結果インスリンの効き方と血糖値の上昇にズレが生じ、血糖コントロールが不安定になってしまいます。食前に投与されたインスリンが効き始めるころにはまだ食物が吸収されていないため血糖値が上昇してこず、インスリンだけが働いて低血糖を生じます。反対に、食物がようやく吸収されて血糖値が上昇するころにはインスリンの効き目がうすれ始めており、今度は高血糖になってしまう、というサイクルが生じます。

ちなみに消化器系への影響は胃だけでなく、腸にも及びます。それにより、便秘や下痢も起こりやすくなります。特に「糖尿病性下痢」の場合には便秘と下痢を繰り返し、1日に20回以上もの排便が起こることもあります。

食べられない時はどうする?

神経障害によって胃腸の症状があらわれている場合には、消化を促す薬や便秘・下痢の薬が処方されることがあります。また、一度に必要な食事量をとれない場合には少量に分けて食事の回数を増やしたり、消化しづらい食物繊維を多く含む食べ物を避けるなどの対策がとられます。

もちろん対症療法だけでなく、神経障害の治療としての血糖コントロールや生活習慣の改善を続けることも肝要です。

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