【医師監修】治療開始後の痛み!「治療後有痛性神経障害」は治療を止めないことが大切

「治療後有痛性神経障害」とは?

糖尿病が進行すると、足先にしびれや痛みが生じたり、ものに触れた時の感覚がにぶくなったりすることがあります。これらは、糖尿病の合併症である神経障害のために起こる症状です。

糖尿病神経障害は高血糖状態が続くことで神経細胞が変化し、また動脈硬化が起こることに伴う血流不足がもとになって発症すると言われています。このため、神経障害を予防・治療する方法として血糖コントロールが行われます。

「治療後有痛性神経障害」はこうした神経障害とは異なり、血糖コントロールを開始した後に生じる症状です。コントロール開始後1~2ヵ月で多く発症し、以前は「インスリン神経炎」とも呼ばれていました。

膝下や腰から全身にかけて強い痛みやしびれが起こり、時には眠れなくなったり、食欲がなくなったり、あるいはうつ状態に陥ってしまうこともあります。日常生活に支障を生じることもあるため、痛みのケアを合わせて治療を行うことが必要となる神経障害です。

「治療後有痛性神経障害」はどうして起こる?

治療後有痛性神経障害が生じる原因ははっきりしていませんが、血糖コントロールのスピードが一因ではないかと言われています。また、治療開始前に高血糖による神経障害の症状が現れている患者さんの症例が多く報告され、痩せ型の患者さんに多いとの指摘もあります。

こうしたことから、体重減少が見られる患者さんで、特に長期間にわたって高血糖状態が続いており、既に神経障害の症状が現れている場合には、血糖値を急激に低下させないよう慎重に血糖値のコントロールが行われます。

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