【医師監修】かきこわし厳禁!「とびひ」は大人にも発症する?

「とびひ」は「飛び火」

「とびひ」の名称は、火事の際に火の粉が飛んであっという間に火の手が広がる「飛び火」に由来すると言われます。その名のとおり、ぽつぽつとした小さい水疱が全身に「飛び火」し、急速に広まっていくのが特徴です。水疱が破れて周囲の皮膚に付着し、次々に水疱ができていくのです。

乳幼児に多い「水疱性膿痂疹」

とびひは正式には「伝染性膿痂疹」と呼ばれ、大きく分けて「水疱性膿痂疹」と「痂皮性膿痂疹」の種別があります。このうち乳幼児に多いのは「水疱性膿痂疹」です。

水疱性膿痂疹は、主に黄色ブドウ球菌によって引き起こされます。黄色ブドウ球菌は皮膚や鼻孔に常在している菌ですが、これが虫刺されやあせものかきこわし、あるいは傷口から体内に入り込んで発症します。

水疱性膿痂疹は、ぷよぷよした小さな水疱から膿のある膿疱へと進行します。水疱は破れやすく、破れた水疱の周りはただれて「びらん」となります。水疱の内容物やびらんからにじみ出る汁は感染のもとです。

大人にも発症する「痂皮性膿痂疹」

痂皮性膿痂疹は年齢や季節を問わず発症し、成人にも見られる「とびひ」です。水疱性膿痂疹とは異なり、固い痂皮(かさぶた)が特徴です。黄色ブドウ球菌および溶連菌によって発症します。

痂皮性膿痂疹では皮膚に小さな赤い腫れ(紅斑)が現れ、やがて膿疱が生じます。膿疱が破れると厚い痂皮ができます。水疱はあまりみられません。リンパ節が腫れたり、のどの痛みや発熱が生じることもあります。

痂皮は固まってはいますが、感染力がないわけではありません。強い接触などによって痂皮が圧迫されると膿汁がにじみ出し、次の場所に感染するため注意が必要です。

1 2 3

注目記事

記事一覧
健康道場「緑でサラナ」
健康道場「緑でサラナ」

糖尿病クイズ 〜あなたはどのくらい知っている?〜

突然ですが、問題です。

日本人で糖尿病の可能性がある人はどのくらいいるでしょう?
1. 6人にひとり
2. 9人にひとり
3. 13人にひとり

>> 正解はこちら

記事ランキング

カテゴリ一覧

毎週届く 糖尿病関連ニュースレター便利な糖尿病サポートツールもご利用いただけます 糖尿病適応度チェック 16問の質問に答えて、あなたと糖尿病の関係を確認してみませんか?

人気の糖尿病レシピ

レシピ一覧を見る

最新記事

糖尿病の症状

記事一覧を見る

糖尿病コラム

記事一覧を見る

糖尿病最新情報

記事一覧を見る

糖尿病セルフチェック

記事一覧を見る
予防 体験談 原因 検査 糖尿病 血糖